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脳腫瘍の母を友人に会わせてあげたい、代理メッセージを送った結果|20代、親を看取る

  • 2023.4.24

元旦を迎えたキクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さんは、母親の食欲がなくなっていることに不安を覚えます。そして手遅れになる前にと、母親の知り合いに連絡をし…。『20代、親を看取る』第10話をごらんください。

寝たきりになった母親の介護のため、実家に戻ってきたキクチさん。ときに無理をしてしまったり、今までとは違う母親の姿に苦しんだりすることも。

そんな中でも、ともに母親を介護する父親と協力しつつ、介護のプロ・ヘルパーさんにも頼りながらお世話をします。

キクチさんは、コロナという状況下でありながら、少しでも母親が喜んでくれる選択をしてきました。自分の会いたい人に会うというのは、もちろん体力がいりますが、やはり気持ちの面で元気が出ますよね。

そしてキクチさんは、大事なあの人にも連絡をすることにしました。

親を看取るということについて考える…

この作品は、キクチさんが20代で母親の介護を経験し看取ったあとのことまでを、丁寧に描いています。母親とぶつかったり寄り添い合ったりしながら、何が一番母親のためになるのか、その都度考えて行動するキクチさんや周りの人たちの姿が印象的です。

高齢化が進む中、いずれは親の面倒を見なければいけないと思ってはいても、元気なうちはまだ大丈夫と考えている人もいると思います。しかし、いつ何が起こるか分かりません。

もしキクチさんのように、20代で親を看取ることになったら…あなたにその覚悟はあるでしょうか。いざというときのために、親が病気になったり、寝たきりになったりした場合どうしたらいいのか、家族で話す機会を持つようにするといいですね。

『20代、親を看取る』は、病気で寝たきりになった母親の介護を通して、命との向き合い方や、亡くなった後に遺族がすべきことを学べる作品です。

著者:ママリ編集部

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