ダヴ・キャメロン、アリアナ・グランデと『ウィキッド』オーディションで張り合っていた

ダヴ・キャメロンが、映画『ウィキッド』のオーディションでアリアナ・グランデと“ライバル”だったことが分かった。（フロントロウ編集部）

ダヴ・キャメロンも『ウィキッド』のオーディションを受けていた

映画『イン・ザ・ハイツ』や『クレイジー・リッチ!』で知られるジョン・M・チュウ監督により映画化されることが決定している、大ヒットミュージカルを映画にした『ウィキッド』は2部作となっており、第1部はアメリカで2024年11月27日に公開されることが決定している。

南の良い魔女グリンダ役にアリアナ・グランデ、西の悪い魔女エルファバ役にシンシア・エリヴォと、歌唱力に定評がある2人が主演を務め、アカデミー賞でアジア人として初めて主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーがマダム・モリブルを、ジェフ・ゴールドブラムがオズの魔法使いを、ジョナサン・ベイリーがフィエロを演じ、脇を固める。

『ウィキッド』では知名度に関係なく全員がオーディションを受けており、アリアナやシンシアらもオーディションを受けて役を勝ち取ったのだが、じつはあの人気俳優もオーディションを受けていたことが明らかに。

アリアナが演じるグリンダのオーディションを受けていたのは、なんとダヴ・キャメロン。アリアナは幼い頃からグリンダを演じたいと憧れていたが、ダヴも同様だったようで、以前「みんなが私にグリンダになってほしいとは思ってないけど、でも、人生を代表するような役ですよね。7歳くらいからずっと夢見ていたんです」とETに話していた。

そしてダヴはグリンダ役を「確実に狙いに行きました」とThe Wrapのインタビューで話しており、「私はそのオーディションを受けた人たちが、とても大変だったことを知っています。私が参加した中で最も長いプロセスの1つでした」と、オーディションがかなり大変だったと話した。

オーディションに落ちるもアリアナを応援するダヴ

アリアナ・グランデとダヴ・キャメロンは、2016年にライブミュージカル番組『Hair Spray Live!（ヘアー・スプレー・ライブ）』で共演したことをきっかけに意気投合し、誕生日などにメッセージを送るだけでなくお互い相談もし合う仲。

ダヴは仲が良いアリアナにずっと憧れていたグリンダ役を渡すことになってしまったが、アリアナを応援しており、「アリアナのことを思うと、とてもワクワクします。彼女は本当に、私の大切な友人なのです。私たちは若い頃に出会ったんです。彼女はやってくれると思います。キャスト全員、頭のてっぺんからつま先まで驚異的だと思う。だから、1ファンとして、本当に、本当に楽しみなんです」と、『ウィキッド』への期待を寄せた。

ちなみにアリアナ演じるグリンダは、アマンダ・サイフリッドも狙っていた役で、アマンダはボーカルトレーナーなどを雇い、本気でオーディションに挑み、劇中歌「ポピュラー」を歌ったテープをジョン監督に送ったが、残念ながらアリアナに軍配があがったとBackstageのインタビューで明かした。（フロントロウ編集部）