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夫のがん治療と不妊治療、どっちを優先?医師の言葉にモヤモヤ|不妊治療中にがん告知されました

  • 2023.4.23

この物語は、著者・海原こうめさんの読者さんの体験談。主人公・シカさんは不妊治療中でしたが、夫ががんになってしまい状況が一変します。夫の命が何より大事だと思いながらも、子どもを望む気持ちを捨てられないシカさんが自分なりの答えを見つけるお話です。「精子凍結しておけばよかった」不妊治療の担当医からの言葉を受け、シカさんの心はざわめきます...。『不妊治療中にがん告知されました』4話をごらんください。

夫の命を軽く見ているかのような医者の言葉にモヤモヤします。相手に悪意がないと分かっていても、一つ一つの言葉に敏感になってしまうのです。

しかし、無事にがんの治療を乗り越え、夫は復職できるほど元気になりました。ようやく不妊治療を再開できると喜ぶシカさんですが、帰宅した夫の様子が普段と違うようです。

夫婦で導き出した幸せのかたち

このお話は、不妊治療中に夫ががん告知を受けた夫婦のエピソードを漫画にしたものです。30歳を目前に不妊治療を始めたシカさん。そんな矢先に、夫に大腸がんが見つかります。

「子どもがいる」「結婚をしている」「お金がある」…「幸せ」に対する指標は人それぞれ異なります。何かを諦めることで、失う悲しみがあるかもしれません。ですが、選択肢を「諦める」のではなく、自分で「選んだ」と思えるのであれば、気持ちの向き方や歩み方も違ってくるのかもしれません。

様々な葛藤を抱きながらも、2人で生きる道を選んだシカさん夫婦。『不妊治療中にがん告知されました』は、一瞬一瞬を大切に思いあいながら支え合う夫婦の姿から、「幸せ」のかたちについて考えさせられるお話です。

著者:chochiro629

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