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【栄冠はどのドラマに?】百想芸術大賞・ドラマ部門の作品賞候補を一挙紹介!

  • 2023.4.23

韓国映画界とドラマ界の最大級のアワードとなる「百想芸術大賞」の授賞式が4月28日に行なわれる。最も注目を集めるのがドラマ部門作品賞のノミネートで、5作品が候補になっている。2022年は韓国ドラマが大豊作になった年であり、ノミネート作品は粒ぞろいで史上最高の争いとなっている。その5つを順に紹介しよう。

作品賞候補1/『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』

画像=Netflix

制作年/2022~2023年 配信/Netflix 出演者(役名)/ソン・ヘギョ(ムン・ドンウン)、イ・ドヒョン(チュ・ヨジョン)、イム・ジヨン(パク・ヨンジン)、パク・ソンフン(チョン・ジェジュン)、ヨム・ヘラン(カン・ヒョンナム)

〔作品解説〕高校時代にひどいイジメを受けたヒロインが、18年後に悪の五人組に復讐を遂げていくドラマ。ソン・ヘギョの表情が不気味でかえって緊張感があったし、登場人物の描写が緻密で迫力満点だった。様々な伏線が最後に集結していく展開も見事だった。

作品賞候補2/『私たちのブルース』

画像=tvN

制作年/2022年 放送局/tvN
出演者(役名)/イ・ビョンホン(イ・ドンソク)、シン・ミナ(ミン・ソナ)、イ・ジョンウン(チョン・ウニ)、ハン・ジミン(イ・ヨンオク)

〔作品解説〕超有名脚本家のノ・ヒギョンが渾身の力で書いたオムニバス形式のドラマ。済州島(チェジュド)を舞台にして人間味あふれる人たちが次々に登場してドラマを大いに盛り上げている。終盤に見せたイ・ビョンホンの俳優魂も素晴らしく、豪華キャストがそれぞれに最高の演技を披露した。

作品賞候補3/『私の解放日誌』

画像=JTBC

制作年/2022年 放送局/JTBC 出演者(役名)/キム・ジウォン(ヨム・ミジョン)、ソン・ソック(ク氏)、イ・ミンギ(ヨム・チャンヒ)、イエル(ヨム・ギジョン)

〔作品解説〕ソウル郊外の農村地帯に住む三きょうだいの生き方が細かく描かれていき、そこに謎の男が加わってスリリングな展開になっていく。深い人生観に裏付けされたセリフも秀逸だった。さらに、このドラマでソン・ソックが注目を集めて大ブレークした。

作品賞候補4/『シスターズ』

画像=tvN

制作年/2022年 放送局/tvN
出演者(役名)/キム・ゴウン(オ・インジュ)、ナム・ジヒョン(オ・インギョン)、パク・ジフ(オ・イネ)、カン・フン(ハ・ジョンホ)

〔作品解説〕生活に困窮した三姉妹が謎めいた事件に巻き込まれていくドラマだ。キム・ゴウンが演技力の真髄を存分に見せてくれたし、ナム・ジヒョンの執念深い行動にも引き込まれた。大金の横領から始まる物語は二重にも三重にも秘密が提起されていって、ミステリー&サスペンスのドラマとしても超一級の出来栄えだった。

作品賞候補5/『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』

画像=ENA

制作年/2022年
放送局/ENA
出演者(役名)/パク・ウンビン(ウ・ヨンウ)、カン・テオ(イ・ジュノ)、カン・ギヨン(チョン・ミョンソク)、ハ・ユンギョン(チェ・スヨン)

〔作品解説〕Netflixを通して世界的に大ヒットし、昨年の韓国ドラマを代表する傑作となった。パク・ウンビンが演じる弁護士がとてもユニークで、1話完結の脚本も本当によくできていた。キャラクターの設定とストーリーの秀逸さで大評判となり、百想芸術大賞・ドラマ部門の作品賞の最有力候補になっている。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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