韓国の35歳女帝が女子バレー代表アドバイザーに就任！日本と対戦するVNL前キャンプにも帯同へ

かつて日本でも活躍したキム・ヨンギョン（34、興国生命ピンクスパイダーズ）が、女子バレー韓国代表のアドバイザーを務めることになった。

韓国バレーボール協会（KVA）は4月21日、キム・ヨンギョンの女子バレー韓国代表アドバイザー委嘱を発表した。

キム・ヨンギョンは代表選手のメンタリングをはじめ、指導者及び支援人材に対する業務支援など、代表チーム全般に対するアドバイス及びサポートの役割を遂行する。

所属する興国生命の協力も得て、女子バレー韓国代表の練習及び遠征日程にも部分的に参加する予定だ。

すでに代表を引退したため選手としてはプレーしないが、選手たちのメンターの役割を果たすだけに、チームの発展に大きく役立つものとみられる。

キム・ヨンギョンは来る24日、女子バレー韓国代表の鎮川（チンチョン）選手村入村をともにする予定であり、FIVBバレーボールネーションズリーグ（VNL）を控えて実施するトルコでのキャンプにも帯同する。5月22日、代表とともに出国する予定だ。

キム・ヨンギョンは当初、昨シーズンを最後に現役を引退することを考えていたが、韓国バレーボール界に対する責任感により、現役続行を決断した。

それだけでなく、昨年の国際大会で悲惨な成績を収めた女子バレー韓国代表の力になるため、アドバイザーとして帯同することになった。

キム・ヨンギョンはアドバイザー就任に際し、「韓国バレーボールの一員として、代表チームと再びともにできて嬉しい。このような機会を与えてくださった韓国バレーボール協会に感謝し、今後代表が進む方向をともに悩み、韓国バレーの発展のために最善を尽くす」と伝えた。

（構成＝ピッチコミュニケーションズ）

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◇キム・ヨンギョン プロフィール

1988年2月26日生まれ。韓国・京畿道出身。身長192cm。興国生命ピンクスパイダーズ所属。小学4年生からバレーを始め、2005年に新人ドラフト1位で韓国Vリーグの興国生命ピンクスパイダーズに加入。その後、JTマーヴェラス（日本、2009年～2011年）、フェネルバフチェ（トルコ、2011年～2017年）、上海ブライトユーベスト（中国、2017年～2018年）、エジザージュバシュ（トルコ、2018年～2020年）と海外を転々とし、2020-2021シーズンは11年ぶりに復帰した興国生命で活躍、退団後は上海ブライトユーベストでプレーし、2022年6月に興国生命に再復帰した。東京五輪ではキャプテンとして女子バレー韓国代表をベスト4に導いた後、2021年8月12日に代表引退を発表。2019年8月からは『シッパンオンニ（食パンお姉さん）』という名前でYouTubeチャンネルを運営している。