産後、夫の言動にモヤモヤすることが増えた

主人公のまことは夫と1歳になる息子と暮らしています。夫とは結婚前から仲が良くけんかをしたことがないほど円満。結婚後も家事や育児を積極的にやってくれる夫とはこれからもうまくやっていけると思っていたまこと。しかし、産後、夫の仕事が忙しくなり帰りが遅くなることが増えました。そして、次第にまことの中で夫へ対しモヤモヤする気持ちが芽生えていきます。「夫婦円満に足りないピース」どうぞご覧ください。

寝かしつけはママの仕事？

子育て中、特に子どもが小さいうちはママが自由に使える時間は本当に少ないですよね。お昼寝をしているちょっとした時間や、寝かしつけ後にようやく一休みできるのが普通だと思います。

まことの場合も、寝かしつけ後の1時間だけが自由に使える時間でした。「パパじゃ無理だ」と言い、寝かしつけをまことに任せる夫。ママの方が慣れているし、添い乳で寝ることができるかもしれませんが、決してパパじゃ無理なわけではないですよね。ただでさえ少ないママの自由時間。もし、パパが寝かしつけをしてくれたのなら…ママの時間はもっと増えるのにと思わずにいられませんね。

ようやく寝かしつけを終え戻ってきたまことが見たのは、家事が何もされていない散らかった部屋でした。この時間、一体パパは何をしていたのでしょうか…。

私だって疲れてる

ソファで寝ている夫を横目にまことは残された家事をしていました。寝かしつけの間、夫は家事をやろうとは思わなかったのでしょうか…。仕事で疲れているのはわかりますが、子育てや家事をしているまこともそれは同じこと。家にいるからといって1日中寝ているわけではありませんよね。

夫は「疲れてるし寝ようかな。おやすみ」と言い、部屋を出て行ってしまいます。何か他に言うことはなかったのか…まことはモヤモヤとした気持ちを抱きます。

何も言わず食事を始める夫。もう限界だ…

数日経っても夫の言動にモヤモヤした気持ちを抱いていたまこと。夫はそんなまことに気付いてもいないようです。仕事から帰ってくると何も言わず食事を食べ始める夫を見て、まことはもう限界だと感じます。そして意を決して夫と話をすることに。

産後のママの体は常に疲れていますし、心も弱くなっていますよね。まことも例外ではなく、貴重な自由時間を楽しみに寝かしつけを頑張っていました。しかし、夫はそれに気付くことなくマイペースな様子。まことからすれば納得できないですし、モヤモヤする気持ちもよくわかります。疲れて家事ができないというのならば、せめて感謝の気持ちを伝えるのは最低限の礼儀ですよね。思いやりが大事だということを実感させられますね。

著者：こびと