BTS・SUGA、“圧巻のオーラ”ただようMVが話題に！ アルバム『D-DAY』ついに解禁

BTS（防弾少年団）のSUGAが、Agust Dとして音楽界に舞い戻った。

BTSの各種公式SNSには4月21日13時、SUGAがAgust D名義でリリースするアルバム『D-DAY』の全収録曲リストと、リード曲『解禁』のミュージックビデオが公開された。

『D-DAY』は約3年ぶりとなるSUGAのソロ作品。2016年には『Agust D』、2020年には『D-2』と2作のミックステープをお披露目しており、『D-DAY』のリリースによって3部作が完成するという。リード曲『Haegeum』のほか、去る7日に先行公開された『People Pt.2 (feat. IU)』を含む全10曲が収録されている。

SUGAは、今回のアルバムに「膨大な情報があふれるこの時代を生きる“私”と“今”に集中しよう」というメッセージを込めた。全曲の作詞作曲を手掛けただけでなく、企画からコンセプトの構成にいたるまで、ほとんどのプロデュースを自らの手で行った。ソロデビュー当初から優れた音楽プロデュースに定評があるだけに、『D-DAY』に対するファンの期待は大きい。

収録曲のなかでも、『Haegeum』は特別な意味を持っている。

タイトルのとおり韓国の民族楽器“ヘグム”のサウンドを用いたこの楽曲は、リード曲『Haegeum』と韓国語の発音が同じであることから強いメッセージ性を秘めている。ヘグムならではの多彩なサウンドと、“禁止からの解放”という2つの要素を1つのアルバムに込め、社会の中でさまざまな制約に縛られ生きる人々に対して「自由」という提案を投げかけた。

公開された『Haegeum』のミュージックビデオも格別な仕上がりとなっている。緊張感にあふれた劇場作品のような雰囲気は瞬時に人々を惹きつけ、似ているようで異なる2人の人物を代わる代わる演じるSUGAの姿はなんとも印象的だ。

『D-DAY』を通じてカリスマ性を発揮したSUGAは、来る4月26日からワールドツアー「SUGA|Agust D-DAY TOUR」を開催する。

◇SUGA プロフィール

1993年3月9日生まれ。本名ミン・ユンギ。2010年に所属事務所Big Hitエンターテインメント（現HYBE）が開催した「HIT IT AUDITION」で2位合格し、練習生に。2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではリードラッパーを担当しており、BTSの一員として活躍する傍らで、高い作詞・作曲・編曲の実力をもって音楽プロデューサーとしても人気を集めている。