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無駄な「保険」に入ってない!?本当に必要な保険の選び方をお金のプロが解説!

  • 2023.4.20

「もしも」のときの備えとして加入する保険。死亡保険、医療保険etc.いろんな種類がありすぎて、自分に必要なものがわからない…! そんな人のために、お金のプロであるファイナンシャルプランナーが「入るべき保険」を解説します!

保険は〝入る必要があるか〟を見極めて!

「どんなシーンで役立つのか」を知れば、その保険に入るべきかどうかがわかります。

【死亡保険】残された家族の生活費や養育費に

出典: 美人百花.com

加入者が死亡した場合に、家族へ保険金が一括で支払われる。一定期間保障される定期保険と、死ぬまで保障が続く終身保険がある。高度障害状態でも保険金を受け取れるものも。

ここで見極める!

【自分が亡くなったときにお金に困る人がいるかどうか】

養っている子どもや配偶者、親がいる場合は、自分の稼ぎがなくても生活できるよう、入るといいでしょう。子どもが成人するまでの養育費などの試算から、保障額を決めて。誰も養っていない独身は、特に入る必要はないともいえます。

【医療保険】入院や手術、治療の費用をカバー

出典: 美人百花.com

病気やけがでの入院・手術費用や、働けない間の生活費を用意するための保険。「入院1日あたり1万円」など入院日数に応じての給付や、手術での給付をメインとしている保険が多い。

ここで見極める!

【治療にかかる費用を現金預金でまかなえるかどうか】

最低でも生活費の3カ月分の預金がないなら加入すると安心。公的保険で自己負担が減る高額療養費制度、会社員なら休業中に手当金がもらえる傷病手当金などもあるので、それらの上乗せと考えて、 必要な保障額を決めましょう。

【就業不能保険】働けない間の収入減少をカバー

出典: 美人百花.com

病気やけがによる入院、在宅療養で長期間働けないときの収入減を補うための保険。毎月給付金が受け取れる。最近では、うつ病などの精神疾患でも給付される保険が増えていきている。

ここで見極める!

【働けなくなったときに自分を含めお金に困るかどうか】

今の収入が減少した場合に、生活が成り立つかどうかの深刻度で決めましょう。養っている家族が困るのか、共働きだから大丈夫なのか、傷病手当金の受給がないフリーランスなのか、預金でまかなえそうか、などを判断基準に。

【収入保障保険】毎月一定額を残された家族に

出典: 美人百花.com

保険加入者が亡くなったときに遺族に支払われるという意味では死亡保険と一緒ですが、年金形式でも受け取れ、長期で受給できるのが特徴。長年にわたる、家族の生活費や養育費に。

ここで見極める!

【自分が亡くなったときにお金に困る人がいるかどうか】

死亡保険同様、養っている子どもや配偶者、親がいる場合は検討を。保険金を一度に受け取りたい場合は死亡保険、分割して受け取りたい場合は収入保障保険、と考える。もしくは死亡保険のフォローとして加入するのもアリ。

【貯蓄型保険】には要注意!

解約返戻金がある『貯蓄型保険』は、「お金が戻ってくる、増やせる」などうたい文句を聞くといいように思えますが、その分保険料が割高なのでかけ捨て一択でOK! 余剰資金で自分で投資したほうが資産運用としては効率的です。

アドバイスしてくれたのは

(株)Money&You取締役 ファイナンシャルプランナー

高山一恵さん

結婚、出産など多くの転機が訪れる女性にこそお金の知識が必要と、女性目線のマネー事情をわかりやすく発信。豊富な知識をもとに、講演や執筆、マネー相談を行う。顧客にはアラサー女子も多数! 「美人百花」本誌にて、「賢く生きるレディのためのマネーサロン」を連載中。

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掲載:美人百花2023年5月号「賢く生きるレディのためのマネーサロン」

監修/高山一恵 取材・文/鹿志村杏子 再構成/美人百花.com編集部

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