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失敗しないバッグ選びのコツは? 人気スタイリストがワードローブにそろえる「6つの種類」【私物公開】

  • 2023.4.20



多忙を極める中で、いつ会っても「バッグを怠らない」スタイリスト・樋口かほりさんのプライベートルックを調査。仕事柄、動きやすさを重視するうえでつい多くなるというTシャツ・デニムを例に、樋口さんのバッグ選びの思考回路を解説します。 ※紹介しているものはすべて樋口さんの私物です。



【PROFILE】
表紙をはじめ、GISELeの核を担うスタイリスト・樋口かほりさん。Tシャツやデニムなどベーシックな服を生かした、流行にとらわれない自身の視点で生み出されるスタイリングには、毎号多くの反響が。



「朝つい手にするバッグ」その理由


樋口さんが最近愛用している、6点のバッグを披露。選ぶ条件はいろいろあるけれど、「かわいい」「使いやすそう」という単純なインスピレーションこそ、長く愛せる理由になる。



01.「ほぼ黒の感覚で使うネイビーが好き」
10年以上前に購入。ネイビーは黒のような使いやすさがありながら、黒よりずっと幅がある色だと思っています。ベージュやグレーなど、はっきりしない装いに深みを足すためプラスすることが多いです。


02.「白が使えることを知って黒も追加」
05とほぼ同じタイプのコムデギャルソンの定番ボストンバッグ。先に白を購入し、使いやすさ・合わせやすさを理由に黒を追加。きちんとしているけれどカジュアルでもある「ローファー」みたいな存在。


03.「季節に応じた素材感を1つ
春夏ならかご素材、冬ならニットやコーデュロイなど、サブにも主役にもなりうる「大きめ」のバッグを見直しています。質感も今年はソフトな風合いが気分。かごバッグといっても、ハードなラタンのような素材は冬のコートに合わせたりもします。


04.「ロゴTを選ぶ感覚に似てる」
トートバッグは古着屋さんで、服のついでに買うことが多い。たくさん陳列された中からざっと見て、なんとなく好きなプリントを手にする、ロゴTの選び方に近いです。ほかのバッグと2個持ちが前提。


05.「どこの?とよく聞かれる潔い白」
とにかく合わせやすくて使いやすい。ここまで突き抜けた白はどの色とも交わらないので、服も選ばない。クセのなさがかえって存在感を放っているのか、「それどこの?」と聞かれることが多いです。


06.「エルメスの中でも女性らしい」
スニーカーやビーチサンダルなど。わかりやすくカジュアルな足元でハズすことが前提じゃないと、気後れすることもある格調高きケリー。だから冬よりラフになる夏のほうが、活躍頻度が高まります。




(6つのバッグをどう使う? 樋口さんがコーディネートで紹介)
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