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ホトケノザとはどんな花?その名前の由来や花言葉は?春の七草とは別物なのでご注意を!

  • 2023.4.20
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ホトケノザは文字通り仏の座を連想させる植物となっています。 これらは綺麗な花を咲かせることでも知られる花です。 しかし、同じ名前の植物もあってややこしいです。

そこで今回はホトケノザという植物について解説します。 ここではホトケノザがどのような花を持つのかはもちろん、花言葉なども含めて説明します。

ホトケノザとは?

まずはホトケノザがどのような特徴を持つのか見てみましょう。

特徴

ホトケノザとはシソ科オドリコソウ属に分類される植物です。 その名の通り、台座のような葉を持つことで知られています。

これらホトケノザの花を引き抜いて根元を吸うと、甘い蜜の味がすることでも知られています。 ただ、日本では雑草として扱われることが多いです。 そのため、特に珍しい植物とは言えないのが正直なところです。

しかし、その花は美しくユニークなのも特徴と言えるでしょう。

開花時期

ホトケノザの開花時期は3月~6月頃となります。 毎年春になるとピンクや紫の花を咲かせます。

非常に強健な性質で痩せた土壌でも咲いてくれるのが特徴です。 ただし、肥沃な土壌の方が花付きも良くなるとされているため、栄養満点の土壌で育てるのが良いと言えるでしょう。

原産

ホトケノザの原産はユーラシア大陸とされています。

ただし、日本などにも広く生息しています。 事実、北海道以外の本州以南に分布しているのです。 中でも東北から関東、関西、四国、九州、沖縄に広く自生しているので、普段見かけることも多いです。

日本では道端や土手や水田の畦道などで自生している姿が見られるので、気になる方はぜひ探してみましょう。

ホトケノザという名前と花言葉

ここからはホトケノザの名前について見ていきましょう。 併せて花言葉についてもまとめます。

ホトケノザという名前

ホトケノザは仏様が座る蓮華座から来ています。

実際、ホトケノザの葉は半円形でギザギザしています。 それでいて茎に対して2枚の葉が向き合って生え、茎を取り囲むように葉が広がるのが特徴です。

その姿が仏様の座る蓮華座に見えることからホトケノザと名付けられたのだとか。

事実として漢字表記ではそのまま「仏の座」と書かれます。 なお、別名ではサンガイクサ(三階草)と呼ばれます。 こちらは葉が階段状に広がることにちなむそうです。

ホトケノザの花言葉

ホトケノザの花言葉は「調和」「輝く心」とされています。 これらは清く美しいホトケノザに相応しい花言葉と言えるでしょう。

事実、これらの花言葉は仏様の教えを連想させるようなものが付けられたと考えられています。 つまり花の名前も花言葉も仏様から来ているわけです。 それがホトケノザ最大の特徴と言えるでしょう。

春の七草の「ホトケノザ」は別物

ホトケノザと春の七草のホトケノザは同じ名前で呼ばれます。 しかし、これらは同じ名前であっても別物です。 そこは間違わないように十分注意しましょう。

春の七草「ホトケノザ」とは種からして違う

ホトケノザは初の七草として知られるホトケノザとは別物とされています。

実際に春の七草のホトケノザとは種類からして違うのです。 事実、春の七草のホトケノザはキク科に分類されています。 そのため、シソ科に分類されるホトケノザとは別物です。

ちなみに、春の七草はそれら同じ名前のホトケノザと区別するためにコオニタビラコ(小鬼田平子)と呼ばれます。

春の七草とは

春の七草とは、七草粥などで知られる7つの植物のことです。 主にセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロの7種類が春の七草とされています。

江戸時代にはこれら春の七草を七草粥にして1月7日に食べていたとされています。

今ではあまり食べる人も減ってしまったため、知らない人も多いかもしれません。 ただ、七草粥は栄養豊富で健康にも良いとされているので、機会があれば食べてみてほしいです。

まとめ

ホトケノザはピンクや紫の花を咲かせる植物です。 これらはユーラシア大陸はもちろん日本などにも自生します。 そのため、実際に見たことがある人も多いかもしれません。

ただし、これらは春の七草で知られるホトケノザとは別物です。 そのため、名前が同じでも違う植物であることを認識しておくことが必要となってくるでしょう。

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