映画館に行く自閉スペクトラム症の息子が心配で仕方ない！思わず泣けるラスト

皆さんはどんなときにわが子の成長を感じますか？苦手なものや嫌いなものをいつの間にか克服したときにも、わが子の成長を感じることがあるかもしれません。だんだんと子どもの世界が広がっていくのはうれしいような、さみしいような複雑な気持ちですよね。今回ご紹介する作品はまゆん(@mayun4311)さんがインスタグラムで掲載した漫画作品。まゆんさんが感じたのは、自閉スペクトラム症のある息子の成長。どんな成長だったのでしょうか。『大丈夫だよ、お母さん』をダイジェスト版でご紹介します。どうぞごらんください。

「明日映画に行く」息子の発言にアタフタ

このお話は、まゆんさんの息子の様子を描いた連載漫画です。まゆんさんには自閉スペクトラム症がある中学生の息子がいます。

まゆんさんの息子は今まで、子どもだけでの外出を経験したことがありません。しかし、ある日、映画館に友達と行ってくると言い出します。果たしてどうなるのでしょうか。

楽しみな息子、不安な母

自閉スペクトラム症のある息子は、遊びたい気持ちがあってもなぜか友達からの誘いを断り続けていたそう。まゆんさんは、息子が外で友達と遊べる日がくることを願っていました。

しかし、息子は、大きな音がで映画館が好きではないはず。しかし、友達と遊ぶという楽しさが勝っているからか、映画が苦手だということを忘れているようですね。前向きな気持ちは、ときに苦手なものを克服するパワーがあることも。初めてのことに挑戦しようとする姿はとても親として誇らしく思いますね。

一方、子どもだけでの電車移動が心配なまゆんさんは、映画館までみんなを送ることを提案「付いて行きたい」と顔に書いてありましたね。つい手を出したくなる、こんな経験をしたことがある方はいるのではないでしょうか。

親の予想を超える成長に、あふれる涙

息子は今まで、ずっと友達と遊びたくても遊べない悔しい思いを続けていました。そして、この日ようやく今までの準備期間を経てやっと大丈夫な日きたのですね。まゆんさんがずっと息子の成長を信じて尊重しながら見守ってきたこそ、息子はこの日に自信を持って外出できたのでしょう。

わが子が苦手なことを少しずつ克服していく姿はとてもうれしく、誇らしく感じますね。成長の速度は子どもによりさまざま。わが子なりのペースを信じて、まゆんさんのように見守ってあげたいですね。

著者：ゆずプー