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「えっ…すごい!」完璧主義だった私。「生理中の意識」が変わったきっかけは

  • 2023.4.20

生理中は眠いし、おなかも痛くて、腰も痛い……とつらいことばかり。でも、家事や育児は待ってくれません。仕事が終わって家に帰ったら、子どもを保育園に迎えに行き、ごはんを作って、お風呂に入れて、寝かしつけ。子どもが寝たあとは、家事をしなくてはいけなくて……。

生理中のつらさ

私は生理中、腹痛に始まり、頭痛、腰の重だるさや、ナプキンの不快感などに悩まされています。いつも生理のときは鎮痛薬を飲みますが、それでも痛みが取れるわけではありません。私はもともと完璧主義な性格で、「生理中でも家事や育児を完璧にこなせるようにしなくては」と、体がつらくても家事や育児を頑張っていました。

そんなある生理中の日、ドラッグストアで「スプレーするだけで浴槽をこすらなくていいお風呂掃除洗剤」を目にしました。購入して使ってみると、普段、体がつらい中お風呂掃除をしていたのが、まったく体の負担なく掃除をすることができたのです!

完璧主義は一旦、封印

このことが私の中で大きく、その日をきっかけに「普段いろいろと頑張っているんだから、生理中くらい自分を甘やかしていいんじゃないか」と思えるように。

食事もレトルトやお総菜を使っていいし、ほとんど毎日かけている掃除機はお休みしたっていい。お風呂掃除は毎日洗剤をかけてこすって洗っていたけど、こすらずスプレーして水を流すだけでも、十分きれいになります。

また、私の夫は家事に協力的なので、「今日生理がきちゃってつらいから、早めに休んでもいいかな」と言うと、夫は「いいよー。残りの家事は俺がやっておくよ」と言ってくれることがあり、夫にも甘えてみようかなと思うようになったのです。

精神的にもラクに過ごせるように

生理中に自分を甘やかすことができるようになってからは、精神的にとてもラクに過ごせるようになりました。前までの私だったら、「あれもやらなきゃ。これもやらなきゃ。そのあとには、これも……。おなかが痛いし、腰もだるいのに」と焦燥感にかられながら、家事や育児をしていました。

それが今では、「生理中だし、今日の夕食はお惣菜でいいや」「腰も痛いし、お風呂掃除は手抜きしちゃおう」と思えるようになったので、体調と相談しながら、家事ができています。

もともと完璧主義な私ですが、生理中は「自分を甘やかしてOK」というマイルールを作ってから、体の負担も少なく、精神的にもラクに過ごせるようになりました。生理中に無理をしても、自分がさらにつらくなるだけなので、このルールを作ってよかったと思っています。

著者/吉川みきな
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子

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イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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