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BLACKPINKが「コーチェラ」で着た“韓服”に注目集まる…デザイナーが衣装に込めた思いとは

  • 2023.5.11
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BLACKPINKがアメリカ最大の音楽祭である「コーチェラバレー・ミュージック&アーツフェスティバル」でヘッドライナーを務めたなか、韓服を連想させる衣装を着用してステージを飾ったことについて海外メディアが注目している。

4月19日、『CNNスタイル』には「今週のルック:コーチェラヘッドライナーBLACKPINK、韓国の韓服を着る」というタイトルの記事が掲載された。

その記事で『CNNスタイル』は、「コーチェラの2日目のエンディングを再び思い出してみると、韓国のK-POPガールズグループBLACKPINKがアジア人として初めてフェスティバルのヘッドライナーを飾り、土曜日の夜に新しい歴史を作った」とし、「12万5000人以上が現場ステージを共にし、ジェニー、ジス、リサ、ロゼはステージで韓服を着用しながら韓国のヘリテージと遺産をオマージュした画期的なモメントを見せてくれた」と評価した。

(写真=ジェニーInstagram)

続けて「韓服の衣装を着て強烈に登場し、脱いで『Pink Venom』の歌が始まり、メンバー別にドルチェ&ガッバーナで特別制作したブラックとピンクの衣装が現れた」とし、「しかしファンであるBLINKによってこの短い瞬間が捉えられ、スクリーンショットが回り始めた。ファンは、“BLACKPINKは最も大きな西洋の舞台に韓服を最初に着て登場した。彼女たちの分野で、すでに最高を記録している”と述べた。彼女らはリーグ最高を記録し、享受している」と伝えた。

デザイナーが込めた思い

BLACKPINKが舞台に登場しながら着た4種類の“改良韓服”の衣装は、韓国のパターンデザインブランド「OUWR」と、伝統韓服ブランド「KUMDANJE」によって特別制作された。

(写真=ジェニーInstagram)

朝鮮王朝時代の官服のひとつである「チョルリク」のシルエットからインスピレーションを得て、各衣装には韓国伝統模様(丹青、牡丹など)の手縫いの刺繍が施された。

OUWRのチャン・ハウンデザイナーは「今回のBLACKPINKの衣装は、韓国伝統韓服の中で“チョルリク”という韓服からインスピレーションを受けてデザインされた」とし、「チョルリクは高麗時代から朝鮮王朝時代まで着ていた上着の一種で、武官の官服としてよく登場した韓服だ。チョルリクは、チョゴリスタイルの上着にシワをつけたスカート下着の組み合わせで構成されている」と説明した。

また、「生地と材料の素材が伝統と現代の調和を象徴する」とし、「韓国と世界を行き来するBLACKPINKともよく似合う組み合わせだと思う。特にシルク生地には多様な韓国的なモチーフが手縫いで施されているが、メンバー別にそれぞれ“十長生”(リサ)、“丹青”(ロゼ)、“牡丹”(ジス)、“自然-星”(ジェニー)と、伝統的で韓国的なディテールで非常に古風な美しさを見せてくれる」と付け加えた。

(画像=OUWR)

最後にチャンデザイナーは、「全世界の人々が一緒に楽しむコーチェラのヘッドライナーとして登場したBLACKPINKの衣装を作業することができてとても光栄」とし、「世界的に韓服の美しさと韓国文化の美しい価値を見せることができて感謝する」と伝えた。

なお4月15日に「コーチェラ」でアジア人初のヘッドライナーを務め、K-POPの新しい歴史を作ったBLACKPINKは、4月22日に再び「コーチェラ」のステージに上がる。

続いて7月にはK-POPアーティストとして初めて、イギリス最高の音楽フェスティバルである「ブリティッシュ・サマー・タイム・フェスティバル」にヘッドライナーとして出演する。

(記事提供=OSEN)

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