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2位は「ネットの口コミを調べる」…1位は?「入社前にブラック企業を見抜く方法」ランキング発表

  • 2023.5.16
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ブラック企業を見抜く方法、1位は?
ブラック企業を見抜く方法、1位は?

就職活動や転職活動の際、きっと多くの人が「ブラック企業への入社は避けたい」と考えることでしょう。入社前に「ブラックかどうか」を見抜きたいものですが、そのためにどのような方法を取るのがよいのでしょうか。AlbaLink(東京都江東区)が運営する“訳あり不動産”情報メディア「訳あり物件買取プロ」が、「入社前にブラック企業を見抜く方法」に関する調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。

「口コミサイトにはある程度真実があると思う」

調査は2023年3月、就職活動・転職活動をしたことがある人を対象に、インターネットリサーチで実施。計501人(男性246人、女性255人)から有効回答を得たものです。なお、回答者の年代は、20代24.6%、30代37.9%、40代26.5%、50代8.4%、60代以上2.6%となっています。

まず、「ブラック企業かどうかを気にして就職・転職活動をしたか」を聞いたところ、「気にした」と答えた人が67.3%と、全体の6割を超えました。一方、「あまり気にしなかった」人も32.7%と、3割を超える結果となっています。

次に、「入社前にブラック企業を見抜く方法」について聞きました(複数回答)。

3位は「面接で違和感を探す」(103人)です。面接官が威圧的だったり、質問にきちんと答えてもらえなかったりした場合、「ブラック企業ではないか」と警戒する人が多いようで、「人事担当者の『人当たりの良さ』だと思います。『人事は人当たりが良くて当たり前』と思うかもしれませんが、当たり前もできていない会社はブラック企業である可能性が高いと思われます(27歳男性)」「面接で会話のキャッチボールができるか。不都合な質問をした際、スルーされたり回答をうやむやにされたりしないか(33歳女性)」といった声をはじめ、「面接で質問をしまくる。残業時間やみなし残業制などの質問で顔色が変わったり、面接官同士が目配せして苦笑したりするところから推測してみます(45歳男性)」のように、あえて質問して面接官の反応を見る人もいることがうかがえます。

2位には「ネットの口コミを調べる」(110人)がランクイン。最近では職場の口コミサイトも多く、現社員や元社員の口コミをチェックしやすくなりました。そのため、口コミサイトを見てブラック企業かどうか判断している人も多いようで、「会社の口コミが記載されているサイトを確認する(33歳女性)」「転職系口コミサイトは役に立つと思います(40歳男性)」「口コミサイトにはある程度真実があると思う(26歳女性)」といったコメントが寄せられました。一方で、元社員は不満を書くことが多いので、ネガティブな口コミが目立つことには注意が必要ともいえます。

そして、1位となったのは「求人内容をよく読む」(118人)でした。「求人票をよく読むこと。『若手が活躍』『アットホームな職場』という記載がある場合はブラック企業のイメージがある。みなし残業の有無や時間も確認している(28歳女性)」「募集要項をよく見て、『最初から給料が高過ぎる』『年間休日が少な過ぎる』などは確認しておく(32歳女性)」「誠意が感じられない募集要項の会社は選択肢から外していました。『誤字脱字』『説明があやふや』『口調が攻撃的』などから判断しました(52歳男性)」といったリアルな声が多く寄せられる結果となっています。

調査結果を受けて、同社は「現役社員に話を聞いたり、会社見学したりするのが難しい場合でも、ネットで『ブラック企業かもしれない会社』を見抜くための情報は集められます」「ただ、実際に職場を見学したり、社員に会ったりしたときの違和感や直感も意外に頼りになるもの。可能ならば、ネットだけではなくリアルな情報も集めてみるのがお勧めです」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

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