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結局、疲れるだけです! 女性約100人調査「やって大後悔の節約術、やって大正解の節約術」

  • 2023.4.18

今回は、ライフスタイルに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「ケチって後悔したこと」についてアンケートを実施。食品や光熱費など支出はどんどん上がっていますから節約はもちろん大事。ですが後悔してしまっては本末転倒です。女性たちの本音を調査しました!

Q. これまで交通費や食費などをケチったことがありますか?

まずはanan Beauty+ clubのメンバーに「これまで交通費や食費などをケチって節約したことがありますか?」と質問したところ「はい」と回答した人が8割を超える結果に。ほとんどの女性が、何かしら節約経験があるよう。ケチったというと聞こえが悪いかもしれませんが、節約は今の時代とても大事ですから納得の結果です。

「はい」と回答した女性たちに、どの費用をケチったのかについてもアンケートをとってみると(複数回答)、

交通費 85%
食費 69%
交際費 23%
娯楽費 23%
光熱費 23%
被服費 23%
通信費 15%
その他 8%

と、交通費が最も多く票が集まりました。交通費は移動するたびに必ずかかってしまう費用ですから、できれば固定費を抑えるためにもケチりたいところ。電車の乗り換えをし過ぎてしまうと、思った以上に電車賃がかかってしまったりして厄介ですよね…。交通費に次いで食費、その次に同票で、交際費、娯楽費、光熱費、被服費と続く結果に。

続いて女性たちに、具体的にどのようにケチったことがあるのかについても聞きました。

交通費

「とにかく歩ける距離なら移動は歩く。遠距離移動は夜行バス」(25歳・会社員)

「複数の鉄道会社を使う経路だと高くて不満に思ったので、3キロくらい歩いて1つの鉄道会社ですむようにした」(29歳・主婦)

「交通費を節約するために歩いている。2〜3駅なら余裕で歩けるのでできるだけ徒歩移動します」(31歳・会社員)

「なるべく行けるところまで、電車やバスは使わずに自転車でがんばる」(38歳・主婦)

食費

「食費に関しては、食べない節約をする。家から出るのは面倒だけどデリバリーは高いなと思うので食べない選択肢に落ち着きました」(31歳・フリーランス)

「食べなければお金も浮くし痩せるしで食事を抜くことがよくある」(29歳・主婦)

「割引シールが貼ってあるお弁当を買う」(35歳・会社員)

交際費

「テーマパークに行く時は、朝からじゃなくて夕方からのチケットにしてデートしていました」(33歳・主婦)

「あまり行きたくない友だちとの約束は事前にお断りする」(35歳・専門職)

娯楽費

「いつも行っているホテルが値上がりしていたのでランクを下げたり、保養所を利用して出費を抑えた」(38歳・会社員)

光熱費

「もったいないので、使わないときは電気もガスもすぐ消します。消さないと夫にめちゃくちゃ文句を言います。昨年から電気代が高いので、冬はほぼエアコン使わずにガスの床暖房にしていた」(35歳・専門職)

被服費

「服は最近はネットで見ても1度では買わず、次の日まで考えて覚えていたら買います。店舗に行った場合は1回見て他のお店で用事をすませて、それでも欲しかったら戻って買います。できるだけ買わないようにするための工夫をしている」(35歳・専門職)

通信費

「格安SIMにしたら通信料が1/3ほどになった」(29歳・主婦)

最も多かった「交通費」は、ケチるために電車に乗らずに歩いているという回答が多数。2〜3駅歩けるとはすごい! また、自転車も持っていれば費用がかからないですから、長い目でみると購入する方が節約に。筆者も電車賃をケチるため、数駅分であれば自転車移動しています。運動にもなって快適です。

交通費の次に多かった「食費」は、"食材を買わない"、"食べない"ケチり方をしている人が多い結果に。学生のときやダイエット中はそれでも大丈夫かもしれませんが、食べないケチり方は健康的に心配です。割引シールが貼られている食材を買うケチり方は大賛成! 筆者も定期的に利用しています。

Q. ケチって後悔したことはありますか?

続いて「ケチって後悔したことがあるか」について聞いてみたところ「はい」と回答した人は、35.7%。意外にもケチって後悔した人は少数派の結果となりました。何の費用について後悔したのかについても聞いてみると(複数回答)、

交通費 80%
娯楽費 40%
被服費 40%
交際費 20%
食費 0%
光熱費 0%
通信費 0%

こちらも交通費が圧倒的に多い結果に。交通費をケチっている一方で、後悔した経験がある人も多いよう。また、食費、光熱費、通信費をケチって後悔した人は0人! ケチるなら、この3つが良さそうです。通信費の節約として格安SIMに変えている人、最近多いですよね。筆者の周りでは格安SIMにして後悔している声は聞いたことがありませんから、変えて損はなさそうです。

続いて「はい」と回答した人に、具体的になぜ後悔したのか、理由についても聞きました。

「海外留学したときに、安い航空券を買ったら、経由地がカタールのドーハで断食の時期だった。気温50度で湿度も99%のなか、水も飲めないと言われ、何も口にすることが許されず最悪。それなのに遅延。レストランに女性がひとり入ることさえ許されず、本当にきつい18時間を過ごしました。ケチったことを大後悔しました」(39歳・専門職)

「海外旅行の際、飛行機代で安い方を選ぶことにしたら、トランジット時間が長くて空港で何時間も過ごすことに。つらかった」(33歳・自営業)

「交通費の節約で2時間近く歩こうとしたら、途中で疲れて挫折しそうに。とはいえ付近に駅はなく、帰るならタクシー。タクシーは高くつくなと思って歩いてがんばりましたが、本当につらかったです」(31歳・会社員)

「節約のためにホテルステイではなく別荘に泊まったら、片付けや料理も自分たちでやらないといけなくて全くリフレッシュにならなかった」(38歳・会社員)

「通販で新品ではなくて中古の服を買ったらサイズが小さかった。新品ならサイズを選ぶけど、中古だとサイズを見なかったり見逃してしまったことがある」(35歳・専門職)

今回のアンケートでは、交通費のなかでも、特に飛行機代をケチって後悔した人がとても多い! 飛行機代ってピンキリですから、あまりにも安い航空券を購入してしまうと、きつい思いをしてしまう可能性大です。筆者は来月韓国に行きますが、激安航空券で行くので深夜に発着の便です。後悔しないといいな…。

賢くお金を使うためには、ケチりすぎ禁物

いかがでしたか。後悔しないためには、やみくもにケチらず吟味することが大切。今回のアンケート結果によると、ケチるなら、食費、光熱費、通信費が良さそうです! 節約を賢く取り入れて、コスパよく毎日を楽しみましょう。

(C)fizkes/Getty Images

文・武市彩花

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