倉悠貴主演、世の中に馴染めないエキセントリックな男女のピュアなラブストーリー

『まともじゃないのは君も一緒』の監督・脚本家コンビで贈る“おかしな2人の物語”

倉悠貴を主演に迎え、監督・前田弘二と脚本・高田亮が贈る“おかしな2人の物語”『こいびとのみつけかた』。本作より、特報映像とティザービジュアルを紹介する。

本作は、世の中に馴染めない、ちょっぴりエキセントリックな2人が繰り広げる、可笑しくピュアなラブストーリー。おかしな2人のおかしな会話の応酬で繰り広げる『まともじゃないのは君も一緒』（21年）の監督・前⽥弘⼆×脚本・⾼⽥亮コンビによる最新作だ。

植木屋で働き、いつも雑誌の切り抜きをポケットに詰め込んで、1人で妄想している変わり者のトワ。コンビニで働く園子に恋をした彼は、なんとか彼女と話したいと思い、コンビニの前から木の葉を並べて彼女をおびき寄せようとする。周りは当然、そんな幼稚な方法が成功するわけがないとからかうが、彼女はその木の葉の道をたどって、トワのもとへとやってくる。

園子もまた、廃工場に暮らして奇妙な生き物の彫刻をたくさん作っている風変わりな女だった。周りに溶け込めない2人は仲を深め、現実から逃れるように、2人だけの世界を作っていく。しかし、園子はいつまでもトワと同じ世界には一緒にいられない、ある秘密を抱えていた。

主演に『夏、至るころ』（20年）『衝動』（21年）と主演作が続く倉悠貴、ヒロインに『ソワレ』（20年）、BS松竹東急ドラマ「A Table！～歴史のレシピを作ってたべる～」の芋生悠を迎え、成田凌、宇野祥平らが脇を固める。また、川瀬陽太、奥野瑛太、高田里穂、松井愛莉らも名を連ねる。

主演の倉は、「素直で柔らかいトワとして生きられた時間は、間違いなく幸せでした。ただひたすらに優しくて愛おしいこの映画を、是非楽しみにしていてください」、ヒロインの芋生は「壊しても壊してもなおしてくれる、何度壊れてもきっと大丈夫だとそう教えてくれた作品です。皆様にお届けできる日を楽しみにしています」とメッセージを贈っている。

特報映像では、トワと園子の風変わりな日常が描かれる。公園で白米だけのお弁当を美味しそうに食べ、手を繋いで町を駆け、一緒に曲を作る。トワと園子は、世の中に馴染めないながらも2人だけの世界で楽しく過ごすが…。

『こいびとのみつけかた』は10月27日より全国公開。