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バブル時代は赤ネイル中心?ネイルアートの歴史・1980年代編

  • 2015.12.3
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ネイルを知るにはまずは歴史から。ということで、今回は1980年代に流行ったネイルアートをご紹介したいと思います。

ネイルサロンの歴史に学ぶ

【イットネイル】ネイルを知るにはまずは歴史から。

ということで、今回は1980年代に流行ったネイルアートをご紹介したいと思います。

1980年代はさりげないデザインのネイルから、

バブル景気で後半にかけて一気に派手なネイルデザインが流行りました。

1980年代初期の頃は、多くの有名アイドルの全盛期でもあります。

1980年代前半のネイル

アイドルブームの中でもこの頃は控えめでシンプルなネイルが流行していたようです。

実際にこの時代のアイドルの写真や動画などを見ても、特別目立ったネイルアートはしていなかったことが分かります。

このため若い女性に多かったのは、小さなラメや透明よりのピンクネイルだったようです。

さりげない爪のおしゃれが流行っていたというわけですね。

またベースコートやトップコートが開発されたのも、この頃だったのです。

それ以外にもネイル関連の商品が多数開発され、アメリカでもネイリストがかなり増えるようになりました。

ただし、当時の名称はネイリストではなく「マニキュアリスト」と呼ばれていました。

1980年代後半(バブル景気)

控えめなデザインが流行っていた80年代前半とは異なり、バブル景気の始まりによってネイルにも大きな変化が現れました。

バブル時代といえば富裕層から一般人まで、多くの人がおしゃれや贅沢を楽しんでいた時代。

メイクもファッションもネイルも、派手で目立つデザインが流行するようになりました。

ボディコンが流行っていたというだけあって、派手な赤ネイルが中心となっていました。

元々爪のおしゃれは赤色から始まっているのですが、日本においてはバブル景気は特に、女性が赤ネイルを楽しんでいた時代であるといえます。

また1988年のソウルオリンピックに出場していたジョイナーさんという陸上選手をきっかけに、日本人女性にもネイルが普及していきました。

陸上選手をきっかけにネイルが普及?

ジョイナーさんはスポーツ選手の中でも華やかでおしゃれなファッションやネイルをしていたことから、多くの日本人女性の憧れの的として注目を集めました。

スポーツ選手がきっかけでネイルが普及というのは意外でしたね。

また80年代前半と後半ではネイルの傾向が正反対なのもなかなか面白いです。

経済や社会はもちろん、ネイルにも怒涛の変化があった特殊な時代であったことが分かりますね。

Itnail編集部

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