レトロモダンの極意がわかるオフランウェイの３スタイル。

おしゃれ番長の栗山愛以がお届けするスナップ連載。今回の注目は……？

文／栗山愛以

最新パリコレクションのオフランウェイではレトロなムードが漂う柄物使いが目についた。古臭くない取り入れ方を学ぼう。

70年代ムードを白ブーツでモダンに。

こちらのキュートな方はインナーを中心に、レザージャケット、ストレートのジーンズ、センターパーツのヘアに1970年代風のムードが漂う。しかし、足元がそれを一変。スタイルにしっくりくるローテクスニーカーなどではなく、白のスクエアトウのブーツをセレクトしたことでモダンに着地している。

年代・ジャンルを問わず自由にミックス。

米副大統領、カマラ・ハリスの継娘でモデルとしても活躍するエラ・エムホフは懐かしさのあるボーダーを採用。トレードマークのメガネをはじめ、おさげヘア、ニットのコサージュやバッジ、ポロシャツをインしたカルバン クラインのショーツ、サスペンダー付きのパンツなどを自由にミックスしている。年代やジャンルにとらわれない、独自の感性が光るスタイリング。

小物でパンチを効かせる。

スージー・バブルこと、ブロガーのスージー・ロウはレトロな花柄を前面に。ロマンティックになりがちなところを、キャッツアイ型のサングラスやキラキラ輝くバッグなど、小物でパンチを効かせている。