1. トップ
  2. レシピ
  3. 冬や春に咲く「プリムラ」の花言葉は?その特徴や名前の由来は?

冬や春に咲く「プリムラ」の花言葉は?その特徴や名前の由来は?

  • 2023.4.17
  • 1178 views

晩秋から初夏にかけて咲く花のプリムラ。 美しいこの花は、世界中で品種改良が進められており、500種類以上あるともされています。

ここでは、このプリムラがどのような花か、その名前や花言葉について解説します。

プリムラの花言葉

まずはさっそく、プリムラの花言葉について見ていきましょう。 プリムラは、色や種類が豊富なので多彩な花言葉がありますよ。

全般的な意味の花言葉

「プリムラ」の全般的な花言葉は「青春の始まりと悲しみ」「青春の恋」とされています。 これは、まだ寒い冬の間に咲き始め、本格的な暑さを迎える夏には咲かなくなる様子から来ているとされます。

色による花言葉

多彩な色の花を咲かせるプリムラですが、特に赤や紫の花には個別の花言葉があります。

赤いプリムラの花言葉

 

赤いプリムラの花言葉は、「美の秘密」「後援のない功績」です。 寒い冬でありながら、ひときわ目を引く赤い花の美しさを咲かせる事から来た花言葉とされています。

紫のプリムラの花言葉

 

紫のプリムラの花言葉は「信頼」です。 寒い冬であろうとも咲いてくれる事に由来するとされています。

品種に寄って変わるプリムラの花言葉

 

豊富な品種のあるプリムラ。 それもあって、中には品種によって独自の花言葉があることも。 ここからは、そんな品種ごとの花言葉について見ていきましょう。

プリムラ・オブコニカの花言葉

薄紫や淡いピンク色の花を咲かせるプリムラ・オブコニカ。 その花言葉は「しとやかな人」「青春の美しさ」となっています。

この花言葉は、柔らかさを感じる花の色から来ているとも。

プリムラ・シネンシスの花言葉

「中国」を意味する”sinensis”を名前の由来とするプリムラ・シネンシス。 その花言葉は「永遠の愛」「長続きする愛」ですが、これは開花時期が秋の終わりから夏の終りまでと長期に渡る事から来ているともされます。

プリムラ・ポリアンサの花言葉

園芸品種のひとつプリムラ・ポリアンサの花言葉は「富の誇り」「無言の愛」です。 ポリアンサには、多くの花という意味があることから来たとされています。

プリムラ・ジュリアンの花言葉

ポリアンサを小振りになるように交配したことで品種されたのがプリムラ・ジュリアンです。 その花言葉は「青春の喜びと悲しみ」となっています。

これは、いくつかあるプリムラの花言葉のひとつをピックアップしたものと言えます。

プリムラとは?

 

ここからは、プリムラがどのような花なのかを見ていきましょう。

プリムラの特徴

プリムラは、サクラソウ科サクラソウ属に分類される植物です。

品種改良が積極的に進められてきたこともあり、現在では500種類以上もの品種があるとされています。 花を咲かせる種の少ない冬に開花時期を迎えることもあり、園芸品種としても人気です。

寒さには強い一方で暑さに弱いという一面があることから、多年草ながら日本では夏を越すことが難しいため一年草として扱われることが多いです。

その花色は豊富で、白や赤、ピンクに紫そして黄色などがあります。 色鮮やかな色彩を持ち、品種によっては原色に近い花を咲かせます。

プリムラの開花時期

プリムラの開花時期は、11月から5月頃までです。 寒さの厳しくなる冬の始まりから、暑くなってくる初夏にかけて咲く植物です。

プリムラの原産

プリムラは、サクラソウ属の植物から園芸品種として生み出されたともされます。 それもあり、品種によって原産地は変わります。

プリムラ・ポリアンサはイギリスの野生種を品種改良したもの、プリムラ・オブコニカは中国原産とされています。 日本にもサクラソウは自生しており、園芸品種として改良が行われてきましたが、こちらはプリムラに加えられることは基本的にありません。

プリムラという名前の由来

プリムラという名前は、サクラソウ属の学名”Primula”から来ています。 この学名自体は、ラテン語で「最初」を意味する”primos”を由来としています。 これは、早春に先駆けて咲く花という意味合いで付けられたとされています。

サクラソウとの違い

 

野生種のサクラソウを品種改良した事で生まれたプリムラ。 両者は、なぜ別物のような名前の分け方がされているのでしょうか。

サクラソウとは

サクラソウは、日本を原産とするサクラソウ属の植物です。 野生種に対しても、園芸品種として改良を加えられたものに対しても用いられます。

プリムラとサクラソウの違い

サクラソウとプリムラ、どちらもサクラソウ属の植物という意味では共通しています。 使い分けとしては、サクラソウが日本国内を原産とするサクラソウ属の花、プリムラはヨーロッパから中国・アジアまで外国を原産とするサクラソウ属の花となります。

まとめ

ガーデニングとしても人気のプリムラ。 その開花時期は晩秋から初夏にかけて。 冬に鮮やかな花を咲かせるのも人気の理由です。

そんなプリムラの花言葉は「青春の始まりと悲しみ」「青春の恋」です。 他にも、色別であったり品種別にも花言葉がありますよ。

元記事で読む
の記事をもっとみる