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ハワイで友達とお出かけ!→なぜか異常な孤独を味あわされる【おかしなハワイ人の暮らし(3)】

  • 2023.4.17

<ハワイで友達とお出かけ!→なぜか異常な孤独を味あわされる>おかしなハワイ人の暮らし[#3]

前回ご紹介したように、沢山の友人やファミリーが多いハワイアン達は、どこへ行っても必ず知ってる人に出会うので「Yo,What’s up?」に始まり、お互いの近況・うわさ話まで話のネタは尽きません。

ある日、私は友人のAliとダウンタウンにある小さな食堂へランチに出かけました。
そこは殆どがロコと呼ばれる地元に住んでいる人ばかりが集まる店で、私はウキウキ楽しみにAliについて行ったのです。

席について注文をしようとすると、オーダーをとりにきたウエイトレスが「オーマイガッ!」と突然言い出すので、何事かと振り返る私。
すると、Aliも同じように叫び出し、2人はものすごい勢いで何か喋りながらハグをして笑い合い、また抱き合っていました。

どうやら2人は幼馴染みで、ウエイトレスが何年か前にメインランド(アメリカ本土)に越したものの、最近ハワイに戻ってきたらしく、思いがけない再会を喜び懐かしがっているみたいです。

日本なら「仕事中にお客様との個人的会話はダメでしょ」と思いますが、このウエイトレスは一向にお喋りをやめず、とうとうAliの隣に座り込む始末!

「そろそろオーダーしたい」という当たり前の話はさておき、早口で喋り続ける二人を見て「私がいるの忘れてる?」なんて言いたくもなりましたが、大して難しくもないそんな英語も言い出せなかった私。

ですが、うんざりしている私を気にもせず2人のお喋りは止まりません。

何気にお店を見渡せば他のテーブルでも同じようにお喋りに夢中なハワイアン達が一杯いたのですが、耳に入る彼らの会話にはある特徴がある事を発見!

彼らは英語・ハワイ語・たまに日本語(広島弁が多い)を混ぜて独特な発声と発音で話し、しかもスラング多めで文法は無視という謎の言葉で会話をしているのです。

後で知ったのですが、これぞお喋り大好きハワイアンの「ピジン・イングリッシュ:Pidgin English」。

次回は、そのPidgin Englishを使うイケメンに声をかけられた話をご紹介します!

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