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芸術に触れるGWはいかが?フロントロウ編集部的オススメの企画展6選~屋内編~

  • 2023.4.17

ゴールデンウィークに開催されるオススメのイベントの中から、屋内で開催される展示を中心にご紹介。アートやファッションに触れたいならチェックしておきたい、注目イベントをチェック!(フロントロウ編集部)

ゴールデンウィークに行きたい展覧会

ゴールデンウィークの計画はもう立てた? 観光や旅行、帰省もいいけれど、ゆっくり芸術に触れる時間をつくるのもオススメ。

アート好きやファッション好き必見の展覧会をご紹介。

マティス展

画像: マティス展

4月27日より東京都美術館で開催されるのが、20世紀を代表するフランスの巨匠であるアンリ・マティスの大回顧展「マティス展」。純粋な色彩による絵画様式であるフォーヴィスム(野獣派)を生みだし、モダン・アートの誕生に決定的な役割を果たしたアンリ・マティスは、84歳で亡くなるまでの生涯を感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩と光の探求に捧げた。

今回開催される「マティス展」は、世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て実現。日本では約20年ぶりの大規模な回顧展となる。

画像: アンリ・マティス 《豪奢、静寂、逸楽》 1904年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館 Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle
アンリ・マティス 《豪奢、静寂、逸楽》 1904年 油彩/カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館 Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle

絵画に加えて、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵、晩年の最大の傑作であり、マティス自身がその生涯の創作の集大成とみなした南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料まで、各時代の代表的な作品によって多角的にその仕事を紹介。豊かな光と色に満ちた巨匠の造形的な冒険を辿る。

【マティス展 概要】
〈会期〉2023年4月27日(木)~8月20日(日)
〈休室日〉月曜日、7月18日(火)※ただし、5月1日(月)、7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開室
〈開室時間〉9:30~17:30、金曜日は20:00まで ※入室は閉室の30分前まで
〈観覧料〉一般 2,200円、大学生・専門学校生 1,300円、65歳以上 1,500円、高校生以下 無料
※日時指定予約制
〈会場〉東京都美術館 企画展示室
〈主催〉公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、ポンピドゥー・センター、朝日新聞社、NHK、NHKプロモーション
〈後援〉在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
〈協賛〉ダイキン工業、大和ハウス工業、NISSHA
〈協力〉日本航空

フェンディのブランドエキシビション「ハンド・イン・ハンド~卓越した職人技への称賛」

画像: フェンディのブランドエキシビション「ハンド・イン・ハンド~卓越した職人技への称賛」

「ハンド・イン・ハンド~卓越した職人技への称賛」は、イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)のエキシビション。2021年10月から約3カ月にわたり、ローマの記念碑的建造物「イタリア文明宮」にて開催されていた同展が、世界2番目の開催地として、東京・表参道に上陸。

画像: ローマで開催されたエキシビション「ハンド・イン・ハンド~卓越した職人技への称賛」
ローマで開催されたエキシビション「ハンド・イン・ハンド~卓越した職人技への称賛」

ブランドのアイコンバッグ「バゲット(Baguette)」に焦点を当て、イタリア各地の職人たちが熟練の伝統技術、つまりクラフツマンシップを持ち寄り共同作業を称えあう、唯一無二のエキシビション。「バゲット」は、アクセサリーおよびメンズウェア部門のアーティスティック ディレクターであるシルヴィア・フェンディがメゾンのアイコンとしてデザインした。

画像: 「ハンド・イン・ハンド」サルディーナ州の作品
「ハンド・イン・ハンド」サルディーナ州の作品
画像: 「ハンド・イン・ハンド」制作工程
「ハンド・イン・ハンド」制作工程

「ハンド・イン・ハンド~卓越した職人技への称賛」では、もう一つのアイコンバッグとして、「ピーカブー(Peekaboo)」にも焦点を当てる。世界中から選ばれたデザイナー、アーティストが、シルヴィア・フェンディがデザインした真っ白いキャンバス地の「ピーカブー」を傑作へと変貌させ、「アーティスト ピーカブー」という名の作品を通して、デザインとファッションとのすばらしい混合と混成を表現。さらにフェンディの世界観で写真撮影が楽しめる「フェンディデジタルフォトブース」も会場に登場する。

画像: 「アーティスト ピーカブー」テオ・ヤンの作品
「アーティスト ピーカブー」テオ・ヤンの作品

【フェンディ ハンド・イン・ハンド エキシビション~卓越した職人技への称賛 概要】
会期:2023年4月20日(木)~2023年5月8日(月)
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目35-6
開催時間:午前11時 ~ 午後8時 (最終入場 午後7時)
※イベントなどにより、開催時間は予告なしに変更となる可能性があります
入場、予約方法:入場無料、4月6日(木)よりフェンディLINE公式アカウントから予約受付開始

アーティスト 空山基の新作個展「Space Traveler」

画像: 空山基 Untitled_Sexy Robot_Space traveler 1/6 scale 2023 | Alloy, PU, stainless steel | H45 x 34 x 29cm | ED: 100
空山基 Untitled_Sexy Robot_Space traveler 1/6 scale 2023 | Alloy, PU, stainless steel | H45 x 34 x 29cm | ED: 100

人体と機械の美を追求した作品で、国内外で伝説的な存在となっているアーティスト空山基。

セレブにもファンが多い日本人アーティストである空山基の新作個展「Space Traveler」が、渋谷神宮前NANZUKA UNDERGROUND、NANZUKA 2G(渋谷パルコ2F)及び中目黒3110NZ by LDH kitchenの3会場において同時開催される。

画像: アーティスト 空山基の新作個展「Space Traveler」

メイン会場となるNANZUKA UNDERGROUNDでは、新作のヒューマンスケールサイズのロボット彫刻作品による大規模なインスタレーション、また空山氏の作品として初となるCGテクノロジーを駆使した映像作品、そして近年精力的に取り込んでいる大型のキャンバス絵画作品を展示。またNANZUKA 2Gと3110NZ by LDH kitchenにおいても、同シリーズの彫刻作品及びペインティング作品が発表される。

【Space Traveler 開催概要】
2023年4月27日(木) - 5月28日(日)
NANZUKA UNDERGROUND
水曜日 - 日曜日 11:00-19:00
*月曜日、火曜日休業
2023年4月27日(木) -未定
NANZUKA 2G
*PARCOの営業日に準じます
2023年4月26日(水) - 5月27日(土)
3110NZ by LDH kitchen
水曜 - 木曜 / 11:00 - 16:00 金曜 - 土曜 / 11:00 - 17:00
*日曜、月曜、火曜、祝日休業

「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」

画像: @ AWA @ GROUNDSEESAW
@ AWA @ GROUNDSEESAW

4月5日より東京・天王州「寺田倉庫G1ビル」にて開催中の展覧会「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」。

本展は、世界の実在する風景からウェス・アンダーソン監督の映画に出てきそうな場所を撮影し投稿する人気InstagramコミュニティのAWA(AccidentallyWes Anderson)の展覧会。AWAのInstagramコミュニティに投稿された写真の中から、ウェス・アンダーソンの映画の1シーンを切り取ったような世界観を持つ300点余りを、旅に関する10のキーワードで各々の興味深いストーリーと共に紹介。

画像: マリーズ・チョコレート アメリカ、オハイオ州、クリーブランド Accidentally Wes Anderson (@accidentallywesanderson), Malley’s Chocolates
マリーズ・チョコレート アメリカ、オハイオ州、クリーブランド Accidentally Wes Anderson (@accidentallywesanderson), Malley’s Chocolates
画像: 韓国展の会場写真
韓国展の会場写真

ポップなパステルカラー、シンメトリー(左右対称)な構図、時には偶然に配置されたAWAの「冒険者」たちの作品世界は、しばらく遠ざかっていた旅の魅力を体感させてくれるはず。

画像: ヴィッカース・ヴァイカウント イギリス、ロンドン Paul Fuentes (@paulfuentes_photo), Vickers Viscount
ヴィッカース・ヴァイカウント イギリス、ロンドン Paul Fuentes (@paulfuentes_photo), Vickers Viscount

【ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている 概要】
会期:2023年4月5日(水)~5月26日(金) ※休館日なし
会場:寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川2-6-4)
開館時間:11時~19時 ※入館は、閉館の30分前まで
※毎週金・土曜、GW(4月30日~5月4日)、最終週(5月22日~25日)は、11時~20時
※状況により、会期・開館時間等が変更となる場合がございます
※本展は予約不要ですが、状況によりオンラインによる事前予約が必要となる場合がございます
入館料《税込》:一般2,000(1,800)円、大学生1,500(1,300)円、高校生以下1,000(800)円
※()は前売の料金。※未就学児は無料。

「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」

画像: 「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」

「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」は、森美術館開館20周年を記念した記念展。

画像: ワン・チンソン(王慶松) 《フォロー・ミー》 2003年 所蔵:森美術館(東京)
ワン・チンソン(王慶松) 《フォロー・ミー》 2003年 所蔵:森美術館(東京)

学校で習う教科を現代アートの入口とし、見たことのない、知らなかった世界に多様な観点から出会う試みとなっている。森美術館の企画展としては初めて、出展作品の半数以上を森美術館のコレクションが占める一方、本展のための新作も披露され、50組を超えるアーティストによる学びの場、「世界の教室」が創出される。

画像: ヤン・ヘギュ 展示風景:「ヘギュ・ヤン:コーン・オブ・コンサーン」マニラ現代美術デザイン美術館 2020年 撮影:アット・マキュランガン ※参考図版
ヤン・ヘギュ 展示風景:「ヘギュ・ヤン:コーン・オブ・コンサーン」マニラ現代美術デザイン美術館 2020年 撮影:アット・マキュランガン ※参考図版

展覧会のセクションは「国語」「社会」「哲学」「算数」「理科」「音楽」「体育」「総合」に分かれているものの、実際それぞれの作品は複数の科目や領域に通じている。

【森美術館開館20周年記念展
「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」 概要】
会期:2023.4.19(水)~ 9.24(日)
会期中無休
開館時間:10:00~22:00
※会期中の火曜日は17:00まで※ただし5.2(火)、8.15(火)は22:00まで
※最終入館は閉館時間の30分前まで
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
料金:[平日]一般 2,000円(1,800円) 学生(高校・大学生)1,400円(1,300円) 子供(4歳~中学生)800円(700円) シニア(65歳以上)1,700円(1,500円)
[土・日・休日]一般 2,200円(2,000円) 学生(高校・大学生)1,500円(1,400円) 子供(4歳~中学生)900円(800円) シニア(65歳以上)1,900円(1,700円)
※専用オンラインサイトでチケットを購入すると( )の料金が適用されます。
※本展は、事前予約制(日時指定券)を導入しています。専用オンラインサイトから「日時指定券」をご購入ください。
主催:森美術館
20周年記念協賛:株式会社大林組、清水建設株式会社、鹿島建設株式会社
協賛:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、株式会社竹中工務店、日本文教出版株式会社、株式会社ベネッセホールディングス
助成:公益財団法人野村財団、野村財団

「キミのなりたいものっ展?with Barbie」

画像1: 「キミのなりたいものっ展?with Barbie」

「キミのなりたいものっ展?withBarbie」は、4月1日よりITOCHU SDGs STUDIOで開催中の体験型展示。世界一有名なファッションドール「バービー」のバービーとケンは、これまで性別にこだわることなく様々な職業の衣装で発売されてきた。

そんなバービーとケンから学ぶ職業の多様性やバイアスへの気づきを通して、自分の可能性と本当になりたいものについて考えるきっかけをくれる。

画像2: 「キミのなりたいものっ展?with Barbie」

7つの体験展示のうちのひとつ「バービーキャリアウォール」では、60種以上の衣装をまとったビジュアルとそれら職業に挑戦してきたバービーやケンの姿を見ながら、なりたい職業を探すことができる。

画像3: 「キミのなりたいものっ展?with Barbie」

【「キミのなりたいものっ展?with Barbie」概要】
主催 :ITOCHU SDGs STUDIO
協力 :バービー(マテル・インターナショナル株式会社)
期間 :2023年4月1日(土)~7月2日(日)
会場 :ITOCHU SDGs STUDIO(東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F)
時間 :11:00~18:00
休館日 :毎週月曜日
※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館となります。
料金 :入館料無料

ゴールデンウィークに開催される注目の企画展。気になる人はぜひ足を運んでみて。(フロントロウ編集部)

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