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大谷に「故意死球」発言投手、1軍復帰へ…韓国“No.1抑え”が全力キャッチボールで好調アピール

  • 2023.4.17

2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)にも参加した韓国代表投手コ・ウソク(24、LGツインズ)が、復帰を目前に控えている。

コ・ウソクは4月16日午後、ソウルの蚕室(チャムシル)球場で行われた斗山(トゥサン)ベアーズ戦の試合前練習でキャッチボールを行い、1軍復帰の準備を進めた。

キム・ギョンテ投手コーチから専属でコーチングを受けながら、外野で軽くキャッチボールを行ったコ・ウソク。最初は笑顔でボールを投げていたが、徐々に強度を高め、最後は実際に登板しているかのように全力でピッチングをしていた。

大阪で負傷から1カ月…待望の1軍復帰へ

度々握り方を変えるなど工夫を加えていたコ・ウソクだが、イメージ通りのピッチングと違うのか首をかしげる場面もあった。それでも、キム投手コーチのアドバイスを受けながら、1軍復帰に向けて一心不乱に球を投げていた。

ちなみに、コ・ウソクの赤いグローブには「No.1 Closer」との刺繍が刻まれていた。

(写真提供=OSEN)キム・ギョンテ投手コーチ(左)と会話を交わすコ・ウソク
(写真提供=OSEN)コ・ウソク
(写真提供=OSEN)コ・ウソク

コ・ウソクは今年3月に行われた2023年WBCの韓国代表メンバーに選ばれていたが、大会直前に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズとの強化試合で負傷した経緯がある。

当時、7回途中から登板したコ・ウソクは同回を無失点で切り抜けるも、8回途中に肩の違和感を訴えた。直後、トレーナーがマウンドに駆け付け状態を確認し、プレー続行が困難と判断され、わずか12球で降板した。

試合後、大阪市内の病院で検査した当時は「単純な筋肉痛」と診断され、WBCでの登板も可能と見られていた。だが、大会期間は1試合も登板せず、韓国代表の1次ラウンド敗退をベンチで見守った。

韓国帰国後のMRI検査では、右肩の回旋筋腱板の筋肉痛の一つである棘上筋に炎症があると診断されていた。

以降、リハビリ軍で休息とリハビリを行ったコ・ウソクは、今月11日に行われたKTウィズとのフューチャーズリーグ(2軍)の試合で実戦復帰した。先発投手として登板し、1回を投げて1被安打、1四球、1失点を記録。投球数は14球で、最高球速は151kmだった。

LG率いるヨム・ギョンヨプ監督は当初、コ・ウソクを12日と14日のフューチャーズリーグでも登板させて最終チェックを行い、週末の斗山線に合わせて1軍復帰させる計画だった。

しかし、登板予定だったフューチャーズリーグの試合がPM2.5によって中止となり、コ・ウソクの1軍復帰も先送りとなった。指揮官は最近、コ・ウソクの復帰時期について「18日の1軍登録を計画している」と言及したことがある。

昨季に61試合4勝2敗42セーブの防御率1.48でセーブ王に輝いた守護神を負傷で欠いたLGだが、現時点では9勝5敗の10球団中2位タイと上位につけている。“韓国最高のクローザー”とも呼び声高いコ・ウソクの復帰がチームに勢いをもたらすことになるだろうか。

(記事提供=OSEN)

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