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シャリンバイとはどんな花?その実はどんな風に使われるの?花言葉はなに?

  • 2023.4.17

不思議な名前を持つ白い花、それがシャリンバイです。 これらシャリンバイは道端などでも見かける植物として知られ、園芸などでも根強い支持を得ている植物となります。 当然、このシャリンバイにも花言葉があるのです。

今回はそれらシャリンバイについて解説します。 特にここではシャリンバイがどのような特徴を持っているのかはもちろん花言葉についても説明します。

シャリンバイとは?

まずはシャリンバイがどのような花なのか見ていきましょう。

シャリンバイの特徴

シャリンバイはバラ科シャリンバイ属の植物です。 環境に強く、交通量の多い道路脇などでも育つのが特徴です。

それらシャリンバイは丈夫な性質を持っていることから、手入れも簡単で園芸でも支持されています。 中でも夏の暑さから冬の寒さまで耐えられるので、かなり屈強な花と言えるでしょう。

実際に道端でも逞しく咲く姿が見られるなど、より馴染み深い植物となっています。

シャリンバイの開花時期

シャリンバイの開花時期は4月~6月頃とされています。 毎年暖かくなってくる頃に咲くのが特徴です。

それらシャリンバイの花色は白が基本となります。 それでいて可愛らしい花を咲かせるため、庭や畑の脇道に植えるということも多いです。

シャリンバイの原産

シャリンバイの原産は日本や台湾、韓国となります。 実際に日本では道端に自生している姿も見られます。 海外では台湾や韓国など、隣国でも見られる花です。

シャリンバイという名前

次にシャリンバイという名前について見ていきましょう。 この不思議な名前はどこから来たものなのでしょうか?

「車輪梅」とはいうけれど梅の仲間ではない

シャリンバイは漢字表記で「車輪梅」と書かれます。 これは「車輪」と「梅」を組み合わせた言葉です。

ただし、当然ながらシャリンバイは車輪と直接関係しているわけではありませんし、梅の仲間でもありません。 そこはシャリンバイの見た目から来ているとされます。

なお、シャリンバイは別名でハマモッコクと呼ばれます。 そちらの別称についても覚えておきましょう。

花の名前の由来

では、なぜシャリンバイという一風変わった名前が付けられたのでしょうか。

そこには「車輪」と「梅」が関係しています。

本物の車輪にはスポークと呼ばれるパーツがあります。 スポークは車輪を構成する木材のことを意味する言葉です。 シャリンバイはそれらスポークのように枝分かれをします。 そこから「車輪」と名付けられたとされています。

また、シャリンバイの花は梅の花に似ているのも特徴です。 そこから「梅」の名を冠するようになったとされています。

それらの言葉を組み合わせてシャリンバイと呼ばれるようになったとか。

シャリンバイの実は食べられる?

シャリンバイは実がなるのも特徴の1つです。 では、これらの実は食べられるのでしょうか?

ブルーベリーに似たその実は・・・

シャリンバイは秋になると実がなることで知られています。 その実はもともと緑色ですが徐々に黒紫色に変化していき、最終的にはブルーベリーのような実となります。

これらシャリンバイの実は食べることも可能です。 ただ、ブルーベリーのように食べられる部分は多くありません。

そのため、あまり食用には向かない品種とされます。

染め物に用いられるシャリンバイの実

シャリンバイは食用としてはあまり向いていません。 しかし、実は染め物に使用されることがあります。 実際にシャリンバイの実は染料の原料となるなど、食用以外での活用例が見られます。

シャリンバイの花言葉

最後にシャリンバイの花言葉について見ていきましょう。

そよ風の心地よさ

シャリンバイの花言葉には「そよ風の心地よさ」があります。 これはシャリンバイの花期から来たものと考えられているそうです。

事実、この花は4月~6月など過ごしやすい時期に咲きます。 そこから「よそ風の心地よさ」という花言葉が生まれたとされています。

愛の告白

シャリンバイの花言葉には「愛の告白」もあるのだとか。 これはシャリンバイの花姿から来たものと言われています。

実際にシャリンバイは枝先にまとまった花を咲かせます。 それが花束のように見えることから「愛の告白」という花言葉に転じたとされるそうです。

純真

シャリンバイの花言葉には「純真」などもあります。 これはシャリンバイの花色から来たものと考えられています。

シャリンバイは真っ白な花を咲かせる花です。 その真っ白さが「純真」という花言葉に繋がったと考えられているわけです。

まとめ

シャリンバイは白くて可愛らしい花を咲かせる植物です。 その変わった名前の由来や語源は「車輪」と「梅」にあります。

これらは道端で見かけることもあるので、もし見かけた場合はシャリンバイの花言葉も思い出してみてください。

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