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ただの暇つぶしのはずでした… 20代妻が堕ちた「ハイスペック男性とのW不倫」【前編】

  • 2023.4.16

「若気の至り」という言葉がありますが、”若さゆえ”という言葉では許されない行為もあるでしょう。彩香さん(仮名・25歳)は、数年前にW不倫という大きな過ちを犯してしまったと言います。どういった経緯で不倫に至ったのか、詳しく話を伺いました。

夫と共に東京へ

「私は20歳で幼馴染みと結婚しました。夫とは小学校から一緒で、高校生のときに交際がスタート。私の地元は山に囲まれた地方の田舎町で、娯楽や刺激がありません。周りの同級生の中には高校卒業と同時に結婚するカップルもいて、私たちも自然な流れで結婚しました。
二人とも高校を出て地元の企業に就職したのですが、夫の勤め先が諸事情で倒産。どうせならこのタイミングで上京してしまおうということになり、私も仕事を辞めて引っ越してきたんです」

マッチングアプリで驚くほどの“いいね”が…

「上京してまもなく夫は無事に転職先が決まり、新しい職場で働き始めました。一方、私は新しい生活を楽しもうとしばらくのんびりすることに。でも、知り合いがほとんどいなくて暇を持て余していたんです。それで毎晩のように、地元にいる親友とLINEでビデオ通話をしていました。
あるとき、友だちがマッチングアプリにハマっているという話を聞いて、私も暇つぶしがてら既婚者ということを伏せて登録してみたんです。すると、登録してまだ数日なのに、たくさんの“いいね”がついてびっくり。そして、“いいね”を押してくれた人の中にタイプの男性を見つけてしまったんです」

会ってすぐに不倫関係に…

「都内の大企業に勤める悠馬さん(仮名)は、高学歴で高収入、高身長のいわゆる“ハイスペ男性”。ここまで私の理想とドンピシャな人と出会えるなんて、さすがは東京だって思いました。
メッセージのやり取りで盛り上がるうちに、悠馬さんと会うことに。彼が予約してくれたおしゃれなレストランで対面したのですが、想像以上に素敵な人でした。私より8歳も年上だからか、大人の落ち着きがあって話も面白く、さりげなく私をリードしてくれるんです。
とても優しくて、しかも可愛いとまで言われてすっかりメロメロに。そして、その日のうちにホテルに行きました」

思いがけない彼の告白

「不倫関係になって1か月後の週末に、悠馬さんからドライブデートに誘われました。夫には適当に予定があると言って出かけ、彼が運転する高級車で湘南方面へ。海辺を散策したり、周辺のお店でおいしい料理を楽しんだりして、最高に楽しい一日を過ごしました。
ですが、私にはひとつ引っかかっていることが……。というのも、私が既婚者であることを彼に伝えていなかったんです。いつかは言わなければと思いつつも、結局言い出せないままでいたのですが、今日こそは言おうと心に決めていました。
浜辺に座って沈んでいく夕日を眺めがら、“ごめんなさい……私、実は結婚しているの”と勇気を振り絞って真実を打ち明けました。すると彼の返事は、“俺のほうこそごめん。実は俺も妻がいるんだ”と衝撃の告白。
なんと、お互いに既婚者であることを隠して交際していたんです。てっきり私は彼が独身だと思っていたので罪悪感を抱いていましたが、既婚者と知って罪の意識も吹き飛び、秘密を共有する相手としてさらに絆が深まりました」

“ハイスペック男性とW不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。
地方から出てきたばかりの20代前半の女性の目には、都会の男性が眩しく映ったのかもしれません。しかし、だからといって不倫をしていい理由にはならないのです。

©Eternity in an Instant/Oscar Wong/gettyimages

文・塚田牧夫

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