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<毒親との20年間>「もしかしてうちの親おかしい?」信じてた親の異常さに気づいた友との会話とは?

  • 2023.4.17

幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。中学校にあがったしろみさんは、母親から成績について特に厳しく言われるようになりました。ところが体調不良で受けた試験はひと科目だけ赤点……。それ以来母親がしろみさんの勉強に口を出すことはなくなります。しろみさんは、親に期待されないことのつらさを身に染みて感じるのでした。

高校生になったしろみさんは、放課後、友人とショッピングに行くことになりました。

これまでショッピングなどしたことのないしろみさんには、驚きの連続で……?

こんなところに来たの初めて…!

友人とショッピングに来たしろみさんは、初めての場所、初めての経験に興奮! その様子は、思わず友人が笑ってしまうほどです。


ふと、ひとりの友人が「しろみってすごいミステリアスだよ!」と言ったことで、話の中心はしろみさんに。

好きな芸能人やアニメ、家で何をしているのかなど、矢継ぎ早に聞かれますが、どの答えも友人とはいまいち噛み合いません。


その後も、親に迎えを頼む友人の様子や、誕生日でもないのに親がケーキを買ってくれているという友人の話を聞いたしろみさんは、あまりにも自分と違う他人の家庭に驚きを隠せないのでした。


子どもにとっては、育った環境がすべて。自分の家庭が一般的だと信じて疑わないでしょう。

しろみさんも、よその家庭と比較して初めて、自分の家庭とはまったく違う環境があることを知りました。


子どもの考え方や常識は親によって大きく左右されてしまうことに、責任を持たないといけないかもしれませんね。


今回初めて、自分の家庭が「普通」とは違うことに気づいたしろみさん。たくさんの人の意見や考え方を吸収して、しろみさん自身が幸せと思える生き方を見つけてほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター しろみ

ベビーカレンダー編集部

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