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【新店】鶏好きならおさえておきたい鶏料理の新店「食堂 トリズキ」

  • 2023.4.17

四条烏丸にオープンした和洋中アジアンの様々な鶏料理をだしてくれる新店「食堂 トリズキ」なり。

四条烏丸に鶏料理の新店

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今回ご紹介するのは、2023年の3月にオープンしたばかりのニューカマー居酒屋、「食堂 トリズキ」。店名の通り、様々な鶏料理を頂ける居酒屋さんなのだ。これまたInstagramでマークされている人が書かれているのを発見し、面白そうだ!と予約電話を入れた平日19:00。

場所の説明が難しくて、仏光寺烏丸東入と書いているのですが、仏光寺烏丸交差点を東に入って一本目の路地を北に50m、更に東に30mほどの位置。「蕎麦處 笹屋」や「おでんKELP」、「うふふBis」をご存知ならその路地の中です。この小さな看板が目印。

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このお店用に新たにリノベーションした京町屋物件ですが、ゆったりとした空間でなんだかお洒落ですな。お若いご店主とお姉さん2名の3名体制。店員のお姉さんによると二階もあるようですが、まだ使っていない模様。食べログにはカウンター16席 4名テーブル×4卓 6名テーブル×1卓とあるのですが、一階はカウンターと4人テーブル1つだと思います。

で、今回このお店に行ってみよう!と思ったのは、大阪で立ち飲み店を展開する「クラマ計画」が、立ち飲み「ツキノコグマ」に続く京都二号店として出店されたお店だから。立ち飲みもちょこちょこ覗くのですが、呑み友と一緒の場合が多いので、座り呑みだと知って速攻で行こう!と思ったのだ。で、メニューですが・・・

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フード類はこの密度で1ページ。店名の通り、和洋中アジアン等々の様々な鶏料理を出しましょう!というコンセプトなのは明白。お値段も¥900がMAXというお手頃価格なのが嬉しい。

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アルコール類も豊富。国産ワイン推しのようで・・

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店内に御覧の黒板があり、仕入れで色々変えられている模様なのだ。お料理の合うお酒を探るのも楽しいので、これぐらい豊富だと悩み甲斐がありますな。で・・

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とりあえず今日の労働にカンパーイ!ということに。私は生ビール¥500(サッポロ黒生)、相方はデュワーズハイボール¥450からゆるゆるとスタート。突き出し類は出さないシステムのようです。

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いきなり、これは良いよねえ!と相方と意見一致を見た「鶏てっさ」¥800なり。完全な生ではなくて表面を軽く炙った鶏むね肉を超薄切りにし、刻み葱と紅葉おろしを添えてポン酢で頂く趣向。ぬったりととろける食感で、これは美味いよなあ!とニッコリなのだ。「大摩桜」(だいまおう、と読むようです汗)という鹿児島産ブランド鶏をお使いのようです。

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二品目はサラダなどの野菜料理がなんだか豊富なので、注文してみた「豆腐干と空心菜とパクチーのサラダ」¥600なり。胡麻油が効いた中華風の味付けで空心菜を生食するのだ!と言う発見があるのだ。豆腐干はガチ中華ではよく見かける食材ですが、そういうお店ではありえない塩分を抑えた繊細な味付けが美味しい。ちりめんじゃこがポイント。パクチー好き、必食なのでぜひ。

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キッチンの中央部にリンナイの業務用遠赤外ガスバーナーがどどーんと鎮座。26kg超の巨大サイズなので自宅には置けませんな。あの炙られているお肉がウチ用だよね!とささやいていると・・

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当たりでした。焼いた鶏肉料理から、まずは「大摩桜もも」¥900なり。肉厚な部位を肉厚なまま焼いていて、皮はパリッパリ、身は中心部はレアですがちゃんと火が通っている絶妙さ。ポン酢系ではない酸っぱい漬けダレ、それに練り辛子が添えてあるのもGOOD!でした。更に更に・・・・

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奈良漬タンドリーチキン¥750なり。インド風ではなく、辛さはぐっと控えめ。味噌漬け&ほんのりスパイスのような味わい。これは柔らかくてしっとり系なので・・・

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日本産自然派ワインなんてあうんじゃないの?ということに。滋賀のヒトミワイナリー謹製「マロデラ」¥650と、愛知の伊藤農園謹製「ハナムスビ」¥650を。葡萄ジュース感が残る農産物!と言う感じの自然派ワインなのですが、確かに鶏肉とは好相性かも!と思いつつ。

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うわ、これは凄いわ!と思った本日一の皿、「上肝 レアタレ」¥700なり。先ほどのガスバーナーの上に、金属皿に乗せて火を入れていたのですが、多分コンフィのような手法ではないかと。串を打てないほどふるふるのトロトロなのに、確かに火は入っているという。焼き鳥の甘口タレにまみれて登場するのですが、味付けから何から計算づくの一品。肝の血管部分がコリコリとして超ウマ。

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で、更に日本産ワインを!ということで、山形はイエローマジックワイナリー謹製「オーディナリーオレンジ」¥750なり。これまた果実感残りまくりのオレンジワインなのだ。良いものをチョイスしているよねえ!と感心。

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再び中華系のメニューから、「鶏酒蒸し ピリ辛豆鼓タレ」¥650なり。これは準中国風。旨味は満載ですが、もうちょっと辛さが欲しいかも!と思いつつ。

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ナニコレ?と思って注文した「カベルネビネガー酎ハイ」(赤葡萄)で¥500なり。どことなく赤紫蘇酎を想起させる、甘口で誰でも呑みやすそうなお味。日本酒は不老泉に月山、善吉などがスタンバっていて、その他在庫も色々あるようなのですが、今日は控えめコースで。

で、結構お腹も良い感じなのですが、〆メニューはやっぱり食べてしまうわけで(滝汗)

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バターチキンカレーで¥600なり。鶏肉ごろごろで期待通り。バターのコクが乗った独特の甘口正統派。これを¥600で出すとは良心的!の一言。いやー、良いですな~。

で、以上で多分、生ビー1のハイボール1、グラスワイン3の酎ハイ1とそこそこ呑みで、〆て¥8250のPayPay支払いでした。いやはや使い勝手良好ですな。次回は「チキン南蛮」をマストで、〆は「鶏ガララーメン」と「そば茶のなめらかプリン」を食わなくては!という感想。四条烏丸から徒歩5分以内の便利な場所なのに、今のところ穴場。鶏好きなら押さえておいて損無しなお店なので、また来ると思います!

店舗情報

店名:食堂 トリズキ
住所:京都市下京区上柳町315-15
営業時間:17:00~22:30(L.O22:00) 不定休?
TEL:050-5600-4429
SNS:https://www.instagram.com/shokudo_torizuki/

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