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<貸してママ友>「買ったばかりの自転車が無い」息子の友人に貸してと頼まれ断った数日後、突然消えて

  • 2023.4.16
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息子と同じ幼稚園に通うK君のママは、はじめは気さくな人でした。しかし仲良くなるにつれ、たびたびものを借りるK君親子に次第に違和感を覚えます。K君ママの図々しい言動はエスカレートし、平和だった日常に不穏な空気が訪れました。ママ友との間に起こった貸し借りトラブルのお話です。子どもたちとママ友で楽しい花火大会……のはずが、K君親子の「貸して!」は止まりません。しびれを切らしたママ友のひとりが注意をしますが、「ちょっとくらい良くない?」とまるで気にしていない様子のK君ママ。これまでもK君ママの「貸して」攻撃に不満があったママ友たちは、「本当関わりたくないわ」と不満を口にするのでした。

月日は流れ、もうすぐクリスマス! 主人公の息子は、ずっと欲しかったものをサンタさんにお願いするようで……。

念願の自転車がやってきた!うれしそうな息子の笑顔

「わああああ!」

クリスマス当日、念願だった自転車を前にして大喜びする息子。

幼稚園でもクリスマスプレゼントの話題がのぼります。自転車をもらったことを息子がK君に言うと、「僕それ頼んだのに来なかったんだよなぁ……」と何やらうらやましそうです。「今度貸して!」とK君は早速頼んできますが、息子はちゃんと断ることができました。

数日後、お気に入りの自転車に乗った息子と主人公は買い物に出かけます。

うれしそうに自転車に乗る息子を見て、心から「良かった」と思う主人公。自転車はスーパーの駐輪場に停め、しっかりと鍵をかけてから入店しました。しかし……、

「あれ!?」

買い物を済ませて店を出ると、停めたたはずの自転車は跡形もなく消えていたのです。

クリスマスプレゼントに何をもらったのか、普通なら微笑ましい子ども同士の会話。ところが、友だちの大切な持ちものでさえ、K君はいつものように乱暴に借りようとしてきます。

おそらくK君には悪気はなく、K君ママの「人からものを借りて当たり前」という態度が元凶ではないでしょうか。「子は親の背中を見て育つ」とよく言いますが、親の言動に影響を受けているK君を見ると、親として悪い見本にはなりたくないと気が引き締まりますね。


著者:マンガ家・イラストレーター もっち

ベビーカレンダー編集部

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