婚活アドバイザーが警告！　交際が続かない「遠足デート」はやめなさい

婚活してるのに出会いがない。男運がない。男性との付き合い方がわからない。好きな人が私を選んでくれない。結婚したいけれどなかなか理想の相手がいない。このままでは、私は幸せになれないのでは――。

そんな悩める女性たち向けに書かれたのが、2023年4月21日に発売される植草美幸さんの新著『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』（講談社）だ。

植草さんは、2009年、東京・表参道で結婚相談所「マリ―ミー」を設立して以来、これまで2万件以上の恋愛や婚活にまつわるカウンセリングを行ってきたカリスマ婚活アドバイザー。会員女性を叱咤しつつ、愛を持って導く様子に密着したテレビ番組「ザ・ノンフィクション」（2022年1月16日、23日放送、フジテレビ系）は大反響を呼び、注目を集めた。

本書では、そんな植草さんが、日々女性たちに「婚活の壁」を乗り越えてもらうために与えてきた激辛アドバイスを公開。恋愛・婚活のヒントが、35のポイントに分けて紹介されている。

「手応えバッチリ」なのに交際が続かないワケ

1回目のデートで大満足。「すごく楽しかったです！手応えバッチリ！」。そんなふうに嬉しそうに報告してくれる女性に限って、後日先方から「交際終了」の連絡が入る、というケースが多々あるという。

なぜそうなるのか。植草さんは、「あー、今日も楽しかった！」と思えるだけで何も収穫がないデートを〈遠足デート〉と呼ぶ。婚活におけるデートは、プロフィールやお見合いの席ではわからない、相手の価値観や人柄を探ったり、自分のアピールポイントを印象づけたりする絶好の機会。遠足デートとは、そんなチャンスを逃してしまった失敗事例なのだ。植草さんは「婚活デートは、遠足でも、世間話をする場所でもありません」と檄を飛ばす。

では、遠足デートからなかなか抜け出せないときはどうすればいいのか。本書で推奨されているのは、家具やインテリアのならぶお店でのデートだ。家具やインテリアは、結婚後の生活が具体的にイメージしやすいアイテム。2人でぶらぶらと歩きながら、リビングに置くならソファはどれがいいのか、キッチンテーブルはどういうタイプを選ぶか、ベッドは何が好みなのか、などをざっくばらんに語り合ううちに、結婚後の生活がリアルに想像できるようになるという。

このほか、『東京タラレバ娘』など恋愛・婚活のリアルを的確にとらえた作品で絶大な人気を誇る漫画家・東村アキコさんとの特別対談も収録している。

セルフ婚活しているが、うまくいきそうにない、恋愛下手なのを自覚しているが、どう改善すればいいかわからない。そんな女性たちの助けになるかもしれない1冊だ。

【目次】
第1章「出会いがない」の壁
第2章「男心がつかめない」の壁
第3章「理想の相手が見つからない」の壁
第4章「好きな人は私を選んでくれない」の壁
第5章「どんな相手と結婚したら幸せになれるのかわからない」の壁
【特別対談】植草美幸×東村アキコ モテる女におなりなさい

■植草美幸さんプロフィール
うえくさ・みゆき／結婚相談所マリーミー代表、恋愛・婚活アドバイザー。株式会社エムエスピー代表取締役。2009年、結婚相談所マリーミーをスタートして以来、14年間にわたり年間約2,000組にアドバイスを行い、業界平均15％と言われる成婚率において、自身が担当する「植草美幸コース」では約80％の成婚率を誇る。著書も多数。