1. トップ
  2. レシピ
  3. 【壬生町】縁起物!鯛の9つ道具で福探し「日本料理 篠」お殿様お姫様料理も

【壬生町】縁起物!鯛の9つ道具で福探し「日本料理 篠」お殿様お姫様料理も

  • 2023.4.15
  • 1156 views

皆様こんにちは&こんばんは。 リビングとちぎ地域特派員、勝手に夜の部担当のアキコ先生です♪

今日は、お姫様気分で豪華な誕生日祝いをしてもらった「日本料理 篠(しの)」をご紹介します!

落ち着いた佇まいの「奥が深い」日本料理店

壬生町おもちゃのまちの栃木街道から、東武宇都宮線の陸橋を下ってすぐ右側にあります「篠」さん。

出典:リビング栃木Web

主張しすぎない落ち着いた佇まいで、実際何度も前を通っていたけれど、あまり気にしていませんでした。

出典:リビング栃木Web

ここがこんなに素敵なお店だったとは!

出典:リビング栃木Web

とある土曜日の17時過ぎに到着すると 「誠に申し訳ありませんが 本日は ご予約のお客様に 限らせて頂きます 又のご来店を お待ち申しております」 との看板が。

出典:リビング栃木Web

夜は予約をした方が確実かも知れません。

店内に入ると、右手にカウンター席。

出典:リビング栃木Web

正面には長い廊下が。 表から見ていたより、本当に「奥が深い」です!

出典:リビング栃木Web

左側のお部屋を覗かせてもらうと、とっても豪華な座敷(許可をいただき撮影しています)

出典:リビング栃木Web

少ししてから小さなお子様の声などが聞こえ賑やかになり、お店の方が「ご親族のお集まり」だと教えてくださいました。 こんなところで集合できる親戚の皆さんは幸せですね〜!

私たちは3人で、その奥の個室。

出典:リビング栃木Web

とても落ち着けるスペースです。

実は今回、私のお誕生日会なのに、私の都合で日程の変更があったのですがm(_ _)m お店の方が快く対応してくださったと、予約をしてくれた友人から聞きました! 本当にありがとうございます。

豪華な日本料理に「お姫様」気分

テーブルにセッティングしてあったお料理がこちら。

▼八寸 蓮根きんぴら、浅里佃煮、割千山くらげ、たたきごぼう、さつま揚、九十ほたるいか、鮪銀包み 花籠にて

出典:リビング栃木Web

生ビールもお上品な感じです。

出典:リビング栃木Web

良いタイミングで運ばれてきたのは ▼お椀 地蛤真丈、さやえん豆、赤キャベツ貝割 春秋腕

出典:リビング栃木Web

花籠を下げてもらおうとしたら、銀紙の中に鮪(まぐろ)が入っていると教えて頂き、感動!

出典:リビング栃木Web

何も知らない私たちに、お店の方がお母さんの様に優しく説明してくださいます^ ^

▼造り 鮪 のど黒 間八 皮はぎ 重ね桜皿

出典:リビング栃木Web

お刺身は、わさびと柚子胡椒どちらも楽しめる様、ちゃんと醤油差しが2皿。

出典:リビング栃木Web

たまらず、スパークリングワインを注文。

出典:リビング栃木Web

お酒大好きなのに日本酒が飲めない私は、本当に残念で申し訳なく思うのですが、ちゃんと日本料理に合うスパークリングワインが用意されていました。

▼焼物 熊本筍 鴨つくね ふきのとう味噌 蓮の芽 白魚 新玉葱 水菜蓮根 人参 かき揚 桜皿

出典:リビング栃木Web

筍は根本の「うつわ」に見えるところまで美味しく頂けます。 手前のピンク色した「水菜蓮根」は、小さいけどしっかり蓮根の穴が空いていて可愛かったです^ ^

▼煮物 ひすい豆万頭 海老 法蓮草 湿地 よう楽腕

出典:リビング栃木Web

お品書きを見て「湿地」って何?と思ったら「しめじ」のことだそう!

▼酢物 あぶり蛸 赤貝 北寄貝 若布 胡瓜 辛子酢味噌 葵皿

出典:リビング栃木Web

ここで、気になっていた ▼自家製梅酒 ローズ梅酒を注文

出典:リビング栃木Web

左はソーダ割り、私は右のロックです♪ ほんのり薔薇の香りがする美味しい梅酒で良い気持ちになっていると・・・

▼飯 鯛飯

出典:リビング栃木Web

大きなお皿がドーンと運ばれてきて、びっくり!!!

これね、3人にしてはすごい大きさなんです。

出典:リビング栃木Web

普通に、手前のお茶碗でお腹いっぱいくらいな量! それでも、お赤飯のおにぎりまでしっかり頂きましたけど(笑)

大きな鯛、しかも丸ごと一匹の鯛飯なんて食べたことないので、ある程度まで頑張ったところで、お店の方が手助けしてくださいました。

出典:リビング栃木Web

見事に鯛をほぐして、骨を解体しながら取り出してくれたのが、写真上の「鯛の鯛」 鯛の骨の一部が「小さな鯛」の様な形をしているので、江戸時代から縁起物とされていたそうです。

他にも「鯛の9つ道具」と言われる福探し。

出典:リビング栃木Web

※私たちの箸はつけていません

写真左から「大龍(だいりゅう)」と「小龍(しょうりゅう)」そして「竹馬(ちくば)」 真ん中の上は「鍬形(くわがた)」=いわゆる兜(かぶと)、真ん中の下は三ツ道具(みつどうぐ)=頭と背ビレの間にある3本の骨「鍬(くわ)」「鎌(かま)」「熊手(くまで)」 写真右が、鯛中鯛(たいちゅうたい)

鯛石(たいせき)と、鯛が骨折した時にできると言われる鳴門骨(なるとぼね)は見つかりませんでしたが、面白い体験させて頂きました。 ※因みに、鯛の福玉(たいのふくだま)と言われる、口腔部に潜むダンゴムシのような形の寄生虫は、現代では先に取り除かれているそう。

食後の『桜もちアイス』も、めちゃめちゃ美味しかったのに、鯛飯の興奮ですっかり写真撮るの忘れちゃいました。

出典:リビング栃木Web

今回のお会計、おいくらか聞いていませんが(ごちそうさまでしたm(_ _)m) コースや、鯛の大きさによっても変わるみたいですから、ぜひお店の方に相談してみてくださいね!

実際にお姫様弁当やお殿様料理が食べられる!

実はこの「日本料理 篠」さん、とあるセミナーで、お土産に頂いたお弁当が豪華すぎて感動したお店でした。

出典:リビング栃木Web

▼壬生お姫様五味五色弁当

出典:リビング栃木Web

江戸時代の壬生藩のお殿様が実際に召し上がっていたお料理なのだとか! 因みに、五味五色とは「甘塩酸苦辛赤青黄白黒」で日本料理の基本とのことです。

お店で『壬生お殿様料理』を楽しむこともできますよ〜。

出典:リビング栃木Web

こちらもご予約をおすすめします。

日本料理店って敷居が高いイメージがありますが、お店の方が本当に親切ですから安心してくださいね( ´ ▽ ` )ノ

元記事で読む
の記事をもっとみる