22歳でどん底に…元天才子役の女優キム・セロンに2000万ウォンの罰金刑が確定

飲酒運転中に道路の変圧器などに衝突する事故を起こした女優キム・セロン（22）が、控訴をあきらめ、2000万ウォンの罰金刑が確定された。

去る4月5日、ソウル中央地裁・刑事4単独（イ・ファンギ部長判事）は、道路交通法違反（飲酒運転）などの疑いで起訴されたキム・セロンに罰金2000万ウォンを宣告した。

裁判所は「飲酒運転が他人の命と身体財産に深刻な被害をもたらしかねない犯罪」であること、「キム・セロンの走行距離が短くなかったこと」を指摘しながらも、誤りを認めて被害に対する補償をほとんど終えたこと、刑事処罰されたことのない初犯であることを考慮し、「罰金2000万ウォン」を言い渡したと明かした。

刑事裁判の控訴期限は宣告日から7日以内だが、キム・セロンと検察ともに12日まで控訴を提起せず、1審宣告がそのまま確定した。

キム・セロンは昨年5月18日、ソウル新沙洞付近で泥酔状態で運転をし、街路樹や変圧器などに車が衝突する事故を起こした。その影響で同日午前には事故現場周辺の商店に電気の供給が途絶え、約3、4時間で復旧した。事故当時、キム・セロンは警察の血中アルコール濃度測定を拒否し、採血を要請した。採血検査の結果、血中アルコール濃度は免許取り消し数値である0.08%を大きく上回る0.2%以上と測定された。

この飲酒運転によってキム・セロンは出演予定だったドラマ『車輪』（Netflixで配信中）などで降板。所属事務所ゴールドメダリストとの専属契約が満了してからはフリー状態だ。

（記事提供＝OSEN）