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【博多】日本唯一の古代エジプト専⾨美術館のコレクションが福岡に!

  • 2023.4.14

こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです!今回は、2023年4⽉8⽇(⼟)〜5⽉28⽇(⽇)に福岡アジア美術館で「古代エジプト美術館展」が開催されるとのことで、前日の内覧会にお伺いしてきました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

古代の中でもエジプトへの想いは特別な私はワクワクです!

日本唯一!

この美術展は、⽇本唯⼀の古代エジプト専⾨美術館「古代エジプト美術館 渋⾕」のコレクションを紹介するものです。国内では質量ともに第⼀級の内容を誇るコレクションとのことで、先王朝時代からローマ⽀配時代まで網羅しており、古代エジプト⽂化の全貌をうかがい知ることができます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

さあ!時空を超えた旅へ出発です!

その数なんと200点!

ミイラやミイラマスク、⽊棺、神殿の柱、ツタンカーメンの指輪といった世界的に貴重な遺物や、当時の⽣活様式がわかるジュエリーやレリーフなどの展示はなんと約200点!早速3000年の巨大文明の扉を開きましょう! 古代エジプト人は、この世界や宇宙は創世神によって創造されたもので、その後数多くの神々が誕生していったとされていました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

まず目を惹いたのは、動物の神々のコーナー。人間にはない特別な能力を持った動物を神として崇めていた頃のものです。飛ぶことのできる鳥や獰猛な動物であるライオン、毒を持つサソリの美術品が多かったですよ。

出典:リビングふくおか・北九州Web

動物のミイラも印象的でした。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ワニ、トキなど

後に下々の人々も発言力が強まり力をつけて裕福になってくると、信仰の対象は動物から太陽へと宗教改革が起こります。新王朝時代の到来が象徴される、プトレマイオス朝の神殿の柱部分も展示されていました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

高さ70.5センチ、直径138センチ

珍しいピラミッドも!

そのほか、過去100年間学術的な調査がほとんどなされてこなかったメイドゥム(マイドゥーム)・ピラミッドの最新調査(2022年)の様⼦も紹介されています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

メイドゥムは8段構造の四角錐形で、真正ピラミッドはここから形を改良して造られたと考えられています。現在では砂と煉瓦に埋もれていて最上層しか見ることができないのですが、調査のお陰でなんと!今回こちらでは3D画像でメイドゥムの中に入り込んだかのような映像がスクリーンで見られますよ♪神秘的でした。 そしていつの時代もときめくのこのコーナーへ。化粧道具が展示されています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

容器もお洒落ですね。

宝飾品もたくさん展示されていますよ。よーく見ると、ネックレスの中に何やら気になるモチーフが・・・何なのかは是非実際に見て確かめてみてくださいね。

出典:リビングふくおか・北九州Web

花をモチーフにした胸飾りも豪華ですね!

出典:リビングふくおか・北九州Web

ツタンカーメンの指輪は鮮やかな中にも落ち着きのある色で上品さを感じる品々でした。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ミイラの実物も展示されています。(写真撮影不可) ミイラも大変貴重なものですが、珍しい展示だなと思ったのはミイラを作るための道具類です。道具といっても凝ったデザインだったので、まさか内臓を入れるためのものだとは想像もつきませんでした。カノポス容器といって、腸、胃、肺、肝臓をそれぞれ入れるようになっています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ハヤブサは腸を守るとされていたので、ハヤブサの容器には腸を入れていました。

こちらの大きな棺は、人型木棺です。絵画が豪華ですよね!よく見るとまるで物語のように色々な絵が施されています。死後の審判を通って喜んでいる場面は特に印象的でした。死後の世界の道しるべが描かれたそれらは、来世で復活できるようにとの願いが込められていたそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

鏡があるので裏も見られます。

そしてこちらはミイラのマスクです。来世で永遠の命が得られるよう願いがこもったデザインは、再生、復活、豊穣などの意味が込められています。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

墓のレリーフの一部も展示されていました。いずれの神もオシリス神ですが、それぞれ喜びの支配者、黄金の家にいるものなど、オシリスの多様な役割を表しています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

木棺の側面のパネルも見ることができました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

神々の像が描かれています。

一般的なエジプト展では見ることが少ない珍しい美術品はどれも興味深いものばかりでした。ほんの少しですが、謎めいたエジプトの真実に迫ることができました。まだまだ謎多きエジプト!古代エジプト美術館展で是非エジプトの旅へ出かけてみてくださいね♪

出典:リビングふくおか・北九州Web

お土産コーナーも♪

古代エジプト美術館展 ■会期:2023年4⽉8⽇(⼟)〜5⽉28⽇(⽇) 休館⽇:⽔曜⽇※ただし、5⽉3⽇(⽔・祝)は開館し、5⽉8⽇(⽉)は休館。 ■会場:福岡アジア美術館 7階 企画ギャラリーA・B・C(福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7階) ■観覧時間:9:30〜18:00(毎週⾦・⼟曜⽇は20:00まで)※最終⼊場は30分前まで ■観覧料:⼀般:1,600円、⾼⼤⽣:1,300円、⼩中⽣:800円 ※チケットは、ARTNEチケットオンライン(https://artne.jp/tickets)、ローソンチケット(Lコード82255)、セブンチケット(セブンコード098-803)等で販売 ■主催:古代エジプト美術館 渋⾕、⻄⽇本新聞社、TNCテレビ⻄⽇本、⻄⽇本新聞イベントサービス ■監修:ロバート・スティーヴン・ビアンキ(古代エジプト美術館 渋⾕ 主任学芸員) ■学術協⼒:近藤⼆郎(早稲⽥⼤学 名誉教授)、⼤城道則(駒澤⼤学 教授) ■企画協⼒:アートプランニング レイ ■協⼒:駒澤⼤学、FARO、関⻄⼤学、福岡アジア美術館 ■後援:エジプト⼤使館 〈お問合せ〉 ⻄⽇本新聞イベントサービス TEL:092-711-5491(平⽇9:30〜17:30) 公式HP:https://artne.jp/ancientegypt/

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