【ママ友に愚痴を言ったら】「私があのママ友をイジメてあげる！」と、イジメが始まってしまった！えぇ！？

ママ友と話をしていたら、他のママ友の悪口をポロっと言ってしまうこともありますよね。しかしそれが原因で、とんでもない事態が起こってしまったら、いったいどうすればいいのでしょうか。そこで今回は知人から聞いた「自分のせいでママ友がイジメられてしまった話」をご紹介します。

主婦のAさんには、Bさんというママ友がいます。よくランチをする仲ということもあり、Aさんはその日もBさんとランチをしていました。

実はこのとき、Aさんは少しイライラしていました。というのも、別のママ友であるCさんとつい先日、少しだけ口論になったからです。

事の発端は、Cさんが駐車場に停めた車が邪魔でAさんの車が出られなかったこと。そのことをCさんに言うと、「すぐ出るのわかってるんだからいいじゃない」と言われてしまい、口論になってしまったのです。

そのことを愚痴ると「そんなことがあったんだぁ」と、Bさんは親身になって聞いてくれました。そのおかげもあって、Aさんはかなりスッキリした気持ちに。

しかし、そこでBさんがまさかの一言を発します。

「よしっ！じゃあ、私がCさんのことをイジメてあげる！」

「えっ？」と思わずつぶやくAさん。確かにCさんにイライラしていた部分はありましたが、イジメて欲しいわけではありません。

するとBさんは「いいからいいから、私に全部任せて」と言い、すぐに別の話題を始めました。

「本気なはずないよね……」Aさんはそう思っていたこともあり、それ以上深い話はしませんでした。しかし、Bさんは本気だったのです。

数日後、ママ友の間にCさんの悪い噂が流れました。不倫しているだとか、陰で色んなママ友の悪口を言っているだとか、そんな噂です。

そしてCさんはママ友たちの中でみるみる孤立。誰もがCさんの陰口を言い、無視をするといったイジメが始まったのです。

すると、AさんのもとにBさんが近付いてきます。そして耳元で、ぼそっとある言葉をつぶやきました。

「うまくいったでしょ？」

その言葉により、全てBさんがやったことなのだと、Aさんは確信します。しかし自分のせいでCさんがイジメられる姿など、さすがに見ていられません。

そこでAさんはBさんに「もう大丈夫だから。イジメなくていいから」と伝えると、Bさんは平然とした口調で「そっかぁ。だったらもうやめるね」と言ってきました。

そしてその言葉の通り、Cさんへのイジメは徐々になくなっていき、以前のような状況に戻っていったのです。

イジメを起こすもやめるも、自由自在なBさん。本当はBさんと距離を置きたかったAさんですが、その絶大な力が恐ろしすぎて、今でも仲良くせざるを得ない状況なのだそうです。

全てを自在に操るママ友がいれば、確かに恐ろしいですよね。距離を置くと今度は自分がイジメられるかもしれないため、どうにもできない気持ちもわかります。

ltnコラムニスト：ふくろうクジラ