マスクを外した口元のぼやけが気になる……今こそ顔ヨガ＆スキンケアで口元美人に！

マスク生活の影響は口元にも！ぼんやりしてしまった口元を引き締める顔ヨガテクを、専門家がレクチャーします。

顔ヨガ高津文子式アドバンスインストラクター。耳つぼ、ドライヘッドヨガを組み合わせたオンラインレッスンが人気。

「マスク生活で口の半開きや無表情が続いたことで口元のぼやけに悩む人が増加。舌の位置が下がると口元だけでなく顔まわりのたるみにも。また口輪筋の衰えも口角を下げ、唇が薄くなる要因に。ベロ上げ＆にっこりスマイルで解消して」（YASUDAさん）

口角上げに欠かせない大頬骨筋、小頬骨筋口角を上げる「にっこりスマイル」の要となるのがこのふたつの筋肉。衰えると頬の重みを支えられずへの字口に表情筋の司令塔・口輪筋表情筋の70%とつながる口輪筋。衰えると唇の輪郭がぼやけてボリュームダウンし、鼻の下まで伸びてしまう。

「舌はつけ根から先端までが上あごにくっついているのが正しいポジション。水をゴクッと飲むときにくっつく位置が舌のつけ根」（YASUDAさん）

「ベロ上げの感覚がつかめない人はあごを上げ、のどの奥から舌が立ち上がるのを感じて。ベロ上げ状態で首の前側をストレッチすると、首筋もすっきり細くなります」（YASUDAさん）

鎖骨あたりを両手のひらで軽く押さえ、のど奥から舌をプッシュアップしながら、首を長くする意識であごを上げる。真上、やや左上、右上と気持ちよい伸びを感じながら、気付いたときに何度でも。

「口輪筋と大頬骨筋、小頬骨筋だけを使って、口角を上げるクセを。ベロ上げの状態で、ほかの筋肉を脱力するのがポイント」（YASUDAさん）

ベロ上げした状態で、あご、エラの力を抜く。人さし指を口角から頬骨の下に当て、大頬骨筋と小頬骨筋だけを使って頬を上げる意識でにっこり。1日何度でも。

「唇のボリューム感アップと、鼻の下の間のび解消に効くのがこちら。上唇の山がめくれ上がり、輪郭がくっきりします」（YASUDAさん）

1 力を抜き、唇を少し前につき出した「ほ」の形に。両人さし指で両口角を押さえる。2 上唇中央のとんがった部分と、下唇中央を軽くくっつけては離す。1日に何度でも。

ケア＆マッサージスゴ腕エステティシャンとして多くの有名人がご指名。わかりやすいセルフケア指導が大人気。

「唇は血流低下や角質がたまることでくすみがちに。リップスクラブを使うと輪郭もくっきりしますよ。また鼻の下の“間のび感”をケアするには、人中をマッサージ。硬くなった鼻の下をやさしくほぐして」（水井さん）

リップ用のスクラブを塗り、中指でクルクルとマッサージ。血流がアップしくすみが取れ、唇ふっくら。

リップセラムをなじませたあと、指に残ったもので人中もマッサージ。山のラインに沿ってクルクルと。

唇に負担をかけずにケアできる、シュガースクラブ入りのものがおすすめ。1 キスシュガースクラブ 111 ￥814／レブロン 2 キャンメイクプランプリップケアスクラブ 01 ￥594／井田ラボラトリーズ

3 エイジングケア力抜群。センサイトータルリップトリートメント 15ml ￥11000／カネボウ化粧品 4 ゆらぎ唇にもやさしい。リップオイルエッセンス 10g ￥3300／アスレティア 5 高密着バームが唇の縦ジワにもフィット。クリアな唇に。アルブランリップセラムバーム 7g ￥1980／花王

MAQUIA5月号
撮影／岩谷優一〈vale.〉（モデル）岩城裕哉（物）ヘア&メイク／野口由佳〈ROI〉スタイリスト／金山礼子モデル／尾形沙耶香イラスト／河野悦子取材・文／小田ユイコ構成／山下弓子（MAQUIA）

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