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サムシングブルーとしてブーケに使用される「デルフィニウム」、その花言葉は?

  • 2023.4.13
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「清明」という花言葉があるデルフィニウム。 この花は、花嫁の幸せを願うおまじないサムシングフォー、そのひとつ「サムシングブルー」としてブーケに使用される事があります。

ここでは、このデルフィニウムがどのような植物なのかを解説します。

デルフィニウムとは?

 

まずは、デルフィニウムがどのような植物なのか、その特徴や開花時期、原産地について見ていきましょう。

デルフィニウムの開花時期

デルフィニウムの開花時期は、5月~6月頃とされています。 その花持ち期間は3日~7日前後です。

この時期になると、フラワーショップなどでは切り花として取り扱われるようになりますが、大きく分けて青系統・紫系統・白系統の色合いの花を咲かせます。 どれも淡くて美しい色をしていますよ。

デルフィニウムの原産

デルフィニウムは、アジア・ヨーロッパ・北アメリカ・アフリカと非常に広範囲に分布している植物です。 日本では、暑さに耐えきれる一年草とされることもありますが、元来は多年草の植物とされています。

デルフィニウムには毒がある

デルフィニウムは、キンポウゲ科デルフィニウム属に分類されます。 猛毒で知られるトリカブト同じキンポウゲ科の植物ということもあり、デルフィニウム自体も毒を有しています。

デルフィニウムの名前の由来

 

ここからは、デルフィニウムの名前について見ていきましょう。

イルカから来た名前

デルフィニウムという名前は、学名の”Delphinium”から来ています。 この学名自体は、ギリシア語でイルカを意味する”Delphis”から付けられました。

デルフィニウムの蕾が、イルカを連想させる形状をしていることに由来するのだとか。

和名は「大飛燕草」

デルフィニウムの和名は「大飛燕草」です。 この和名もデルフィニウムの花姿から来たとされ、ツバメに似ているところから名付けられたとされています。

花の花言葉

 

次にデルフィニウムの花言葉についても見てみましょう。

全般的な意味の花言葉

デルフィニウムの全般的な意味の花言葉は「清明」「高貴」です。 柔らかく重なり合った花弁や爽やかなデルフィニウムの花色から来ているのだとされています。

他にも「あなたは幸福をふりまく」「誰もがあなたを慰める」といった花言葉があります。

色による花言葉はある?

デルフィニウムには青系統や紫系統、白系統の花があります。 しかし、それら色ごとの花言葉があるわけではありません。

デルフィニウムがブーケにされるサムシングブルーとは

 

デルフィニウムは、サムシングブルーと関係性のある花です。 そこでここからは、サムシングブルーとはなんなのか、デルフィニウムとの関係性について見ていきましょう。

サムシングブルーはサムシングフォーのひとつ

サムシングブルーというのは、花嫁の幸せを願うためのおまじないである「サムシングフォー」のひとつです。

この「サムシング・フォー」とは、結婚式におけるヨーロッパ圏の慣習です。 マザーグースの詩が由来とされるこの慣習では、以下の4つの要素を含むものを花嫁が結婚式で身に着けていると結婚生活が幸せになるとされています。

・サムシングオールド(古いもの) ・サムシングニュー(新しいもの) ・サムシングボロード(借りたもの) ・サムシングブルー(青いもの)

デルフィニウムの青い花がサムシングブルーとしてブーケにされることがある

なにか青いものを身に着けたほうがいいというサムシングブルー。 その要素として、デルフィニウムのブーケが選ばれることがあります。

これには、いくつかの理由があります。

まず1つが花言葉です。 高貴や清明といった花言葉のデルフィニウムは、新たな門出を迎える花嫁が持つにふさわしい花です。 そして、「あなたは幸福をふりまく」という花言葉も結婚式という舞台にぴったしな花言葉です。

そして、デルフィニウムには「大飛燕草」という和名があるというのは前述のとおりです。 燕は、日本では幸せの縁起物と古くからされてきました。 人が集まる商売繁盛、火事にならず健康で過ごせるといった事が言われてきています。 そんな燕の姿から来たデルフィニウムの和名なのですから、デルフィニウムもまた縁起がいいということでブーケに選ばれるのだとか。

まとめ

サムシングフォーのひとつサムシングブルーのブーケに使用される事のある「デルフィニウム」。 青い花が美しいことで知られています。

その花言葉は「清明」「高貴」、そして「あなたは幸福をふりまく」などがあります。

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