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「美文字のコツは書き順!」実は書き順を間違えやすい【要注意な】“字”5選

  • 2023.10.17

最近はパソコンやスマホを使うことが増えて、手書きで何か書くことは減ってきましたが、時々自分の字を書くとガッカリする…なんて方、いませんか?実はきれいな文字を書くためには、正しい書き順で書くことも大切なポイントなんだとか。

今回は人気動画クリエイターで書道家の東宮たくみさんのショート動画より、ひらがな・カタカナ・漢字、全ての中から特に間違えやすいものをご紹介します。

【1つ目】も

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まずはひらがなの「も」です。「も」はたった3画で書ける文字ですが、最も間違えて覚えられているひらがなのひとつなんだとか。

1画目を横線から書いていませんか?「も」の1画目は“し”に似た形を書いていきます。2画目・3画目に横線です。

【2つ目】ヲ

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次はカタカナの「ヲ」。「ヲ」も3画の文字ですね。

こちらの1画目は横線です。よくある間違いとしては、カタカナの“フ”のように一度に書いてしまうケース。2画目は、横線の下にもう一本横線を書き、3画目で縦の線を斜め左にはらいます。

【3つ目】必

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ここからは漢字です。要注意な漢字と言えば、「必」ではないでしょうか。

「必」の1画目は真ん中くらいにある点です。この点を基準に、2画目は点より高い所から左はらい。3画目に点より少し下から右はらいが入り、4角目に右下の点、5画目に左側の点を打ちます。

筆者としてはなんとなく書き順がどこかで変わったようにも思うのですが、みなさんはいかがでしょうか?

【4つ目】馬

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4つ目は「馬」です。

「馬」の1画目は縦線からスタートします。2画目に横線。3画目にまた縦線を書き、4~6画目は横線が続きます。7〜10画目は点を左から打っていくというのが正しい書き順なんだそう。こちらも昔と今では筆順が違うと言われやすい漢字ですね。

【5つ目】成

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最後は「成」。小学校で習う漢字ですが、意外と書き順を間違えて覚えているかもしれません。

「成」の1画目は縦の左はらいを書いてから、横線を書いていきます。3画目にカタカナの“カ”のような部分。4画目はマスの枠ギリギリから入ってはねるところを書き、5画目に左斜めのはらい、6画目に点を書きます。

漢字は正しい書き順で書くと、バランスよく書けるので、ぜひ気を付けてみてくださいね。



動画:『書き順を間違えやすい文字5選
協力:『書道家 東宮たくみ

東宮たくみ
1982年生まれ。書道家。東京で書道教室を開いています。
Born in 1982.Japanese Calligrapher.I am running a Japanese calligraphy classroom in Tokyo.

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。