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「何に見える?」あなたの“嫉妬深さ度”がわかる心理テスト

  • 2023.7.8
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嫉妬は、人と関わって生きていくうえで切り離せない感情です。特定の状況や相手に対しては誰もが抱く自然な感情ですが、嫉妬心があまりに強いと、感情に振り回されて、落ち込みやすくなったり、怒りっぽくなってしまうこともあるかもしれません。あなたの嫉妬深さ度を心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか?直感でお答えください。



1.ちりとり

2.花瓶

3.お酒のボトル

4.ハンドベル



1.ちりとりに見えた人は「嫉妬深さ度40%」

図形がちりとりに見えた人は、嫉妬深さ度が40%とやや低そうです。特別な場合や相手をのぞいて、普段から他人に嫉妬することは少ないのではないでしょうか。嫉妬で心をかき乱される心配はほとんどなさそうです。

このタイプの人は、自分と相手は違う人間であるという意識が強く、良い意味で他人にあまり関心がない人かもしれません。そもそも、育ってきた環境も価値観も違う個人を、ひとつの基準で比べて一喜一憂することに違和感を感じる場面も多いのではないでしょうか。

自分と相手を分けて考えることができる力は「自他分離」といって、成熟した大人に備わる心の機能のひとつだと言われています。適度な自他分離をもって他人と関わることのできるあなたは、不必要に他人と自分を比べることが少なく、嫉妬心に振り回されることが少ないのでしょう。

2.花瓶に見えた人は「嫉妬深さ度80%」

図形が花瓶に見えた人は、嫉妬深さ度が80%と高いかもしれません。身近な友人や知人だけでなく、自分と関わりのない有名人まで嫉妬の対象になることがあり、SNSやメディアに触れる度に心がざわつくことも多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、自分を認められたい気持ちが強い人かもしれません。認められたい気持ちが強いため、いつも人より自分が優れているところを探してしまうのではないでしょうか。それがうまく見つからないと、自分の存在が脅かされる不安から嫉妬につながってしまうのかもしれません。

強い嫉妬はときに、相手に対する攻撃性につながってしまうことがあります。そのため、強い嫉妬を感じているときに何か行動を起こすのはあまりおすすめしません。嫉妬は誰もが抱く感情と割り切って、落ち着くまで何もしないことが大切でしょう。

3.お酒のボトルに見えた人は「嫉妬深さ度60%」

図形がお酒のボトルに見えた人は、嫉妬深さ度が60%とやや高そうです。強い嫉妬を感じることは少ないかもしれませんが、自分に近しい友人や同僚の成功を見聞きすると、心がざわつき、素直に喜べないことも多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、競争心が強く、人と自分を比べがちな傾向がありそうです。人の能力や暮らしの水準といったものを数量化して捉えやすく、どちらが上かを考えてしまう思考の癖が強いのかもしれません。

嫉妬は、どこか自分より下に見ている相手に生じやすい感情であるといわれています。ですが本来幸せの形は人それぞれで、上下があるものではありません。人と比べるのではなく、自分が幸せと感じるかどうかでものを見られるようになると、嫉妬に振り回されることも少なくなるかもしれません。

4.ハンドベルに見えた人は「嫉妬深さ度20%」

図形がハンドベルに見えた人は、嫉妬深さ度が20%と低いかもしれません。自分と誰かを比べるという発想自体、あまりピンとこないのではないでしょうか。ましてや、比べて嫉妬を抱くことはほとんどなさそうです。

このタイプの人は、ある意味ナルシストかもしれません。自分は自分という感覚を強く持っていて、自分のことをこよなく愛しているのではないでしょうか。そこに他人の入り込む余地はないのかもしれません。

他人を気にせず生活できるあなたは、情報のあふれる現代においても嫉妬で心を乱されることも少なく、健やかに生活していけるでしょう。他人を気にしないというのは、誰にでも簡単にできることではありません。今後もあなたの強みを大切にしてください。



ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います!
編集:TRILLニュース