1. トップ
  2. おでかけ
  3. 【東急歌舞伎町タワー】テーマは祭り!10エリア1,300席の巨大フードコート「新宿カブキhall〜歌舞伎横丁」現地ルポ

【東急歌舞伎町タワー】テーマは祭り!10エリア1,300席の巨大フードコート「新宿カブキhall〜歌舞伎横丁」現地ルポ

  • 2023.4.13

東京・西武新宿駅前にドーンとそびえ、2023年4月14日(金)に開業を迎える「東急歌舞伎町タワー」。国内最大級のホテルや映画館などエンタメ施設を併設した、高さ約225mの超高層複合施設です。飲食店の中のひとつ、次世代型フードコート「新宿カブキhall〜歌舞伎横丁」もエンタメ感にあふれていて、これまたびっくり!一足先に内覧会で見てきましたので、その様子をレポートします!

 

 

新宿の空にそびえる「東急歌舞伎町タワー」

かつて川が流れ、現在も、歌舞伎町弁財天が“水を司る女神・音楽の女神”として祀られている歌舞伎町。「DIVE IN さあ、好きを極めよう。」をキャッチコピーに、2023年4月14日(金)に開業する「東急歌舞伎町タワー」は、“水”をモチーフに“噴水”が湧き上がるような外観で、訪れる人たちの好奇心も噴水のように湧き上がっていきそうな複合施設です!

地上48階、地下5階の施設内には、ラグジュアリーなホテル、上質な映画鑑賞を体験できる「109シネマズプレミアム」、新宿ミラノ座の名を継承したライブエンターテインメントシアター「THEATER MILANO-Za(シアター ミラノザ)」のほか、新宿ダンジョン攻略体験施設、ライブホールなどの臨場感あるエンターテインメント施設、飲食店が入っています。

17〜47階の高層階は2つのブランドのホテルとレストランが占めており、1泊から長期滞在まで、まるで空の上で暮らしているような非日常的な宿泊を体験できる空間。本施設からは、羽田空港や成田空港との間を往復する「リムジンバス」も運行され、東京観光の新たな拠点となります。

2階・新宿カブキhall~歌舞伎横丁

内覧会では飲食店の中で、2階にある次世代エンターテインメントフードホール「新宿カブキhall〜歌舞伎横丁」に注目。「祭り」をテーマに、食と音楽と映像が融合したキラッキラな食祭街です!

北海道、東北、関東、中部、近畿、中四国、九州沖縄、横浜中華、韓国、KABUKI CAFE(カブキ カフェ)の全10エリアで展開するフロア。季節で食材は変わりますが、生産者から直送の食材を使った地域料理やB級グルメ、焼鳥や餃子、お酒など、各地のソウルフードが集結しています!

ステージやミラーボールなども設置され、電飾が眩しくてアニメっぽい異世界へやってきたみたい! 座席数は約1,300席と最大級で、各エリアの内装も料理も地域性があり、路地裏のような通路を歩きながら旅行気分に。毎週金曜日には、いろんなお祭り団体や和太鼓など「伝統芸能×カブキホール」のコラボパフォーマンスも開催されるようです。

北海道食祭

フードコート内の床面では、各エリアを矢印で道案内しています。まずは、北の大地「北海道食祭」へGO!

北海道直送の「生ホタテ刺身」、イクラやカニなどを盛り付けた「海鮮4色丼」のほか、十勝名物の豚丼、濃厚味噌カレーラーメンなど、北海道の満腹メニューのラインナップ。ソフトクリームがあるのもうれしい!

開放的なテラス席とイートイン席には、大漁旗や漁船の電球が飾られて港町のようににぎやかです!

東北食祭

「東北食祭」では、ねぶた師・内山龍星さん作の本物のねぶたが頭上で迎えてくれます。温かな明かりに浮かぶ、繊細で隆々しいねぶたです!

日本三大美味鶏「比内地鶏鉄板焼」、盛岡冷麺、宮城県の牛タンメニュー、福島会津ソースカツ丼など、肉系麺系がたくさん!

関東食祭

吉原など江戸文化を感じる景観の「関東食祭」。タイムスリップしたような雰囲気です!

「江戸前寿司盛合せ」や「江戸天丼」、群馬県高崎パスタの元祖である手づくりミートソースとロースカツをのせた「でか盛りスパゲッティ」、宇都宮のソウルフード「若鶏の手羽付半身揚げ」など、豪華なものからおつまみ系まで!

中部食祭

(画像提供:新宿カブキhall~歌舞伎横丁)

エリアの中央にある「中部食祭」。日本の東西の分かれ道である中部地方の食を一気に食べ比べられるのも貴重な体験!

(画像提供:新宿カブキhall~歌舞伎横丁)

実は浜松も餃子の聖地です! 「浜松ぎょうざ」や、名古屋生まれ「台湾ラーメン」と新名物「汁なし台湾ラーメン」、新潟県民のソウルフード「鶏の半身カレー揚げ」、働く男達のために作られた“おかずになるラーメン”に起源をもつ「富山ブラックラーメン」など、ガッツリ飯がたくさん!

近畿食祭

まるで近所の食堂にふらっとやって来たような、昭和レトロな趣がある「近畿食祭」。大阪といえばのビリケンさん、狐のお面など、古来の文化や昔懐かしさを感じる雑貨もたくさん飾ってあるので、食べながら宝物探しのようなワクワク感も!

奈良からはクセになる人続出の「スタミナラーメン」が登場。大阪・浪速の串カツや鉄板焼き、京都のおばんざいやにしんそば、滋賀県近江牛の焼肉丼などと名物ぞろい! 関西の出汁文化も味わえますね。

中四国食祭

「中四国食祭」では、山口県「柳井市金魚ちょうちん祭」の河野さん作の金魚ちょうちんが、ぼわんぼわ〜んと空中遊泳。

高知県雄島沖の島から直送の「鰹の塩たたき」、香川県さぬきうどんの老舗・山田家うどんの「釜玉うどん」、広島の「牡蠣のカンカン蒸し」や「尾道ラーメン」、「岡山デミカツ丼」など、素材が旨い地元グルメが勢ぞろい!

道後温泉の雰囲気を再現したテーブル席。このデザインも注目ポイント。

九州沖縄食祭

「九州沖縄食祭」には、人形師・西川直樹さん作の博多祇園山笠が展示されています。血走る眼、豪快で躍動感ある作品です!

福岡三大ラーメンの「長浜ラーメン」、宮崎のソウルフード「辛麺」、熊本・阿蘇ファームで育てられた馬刺しを使った馬刺し料理の数々、「長崎皿うどん」など、九州で愛されるうまかもんが大集結!

沖縄エリアの店内には、沖縄出身の元プロボクサー・具志堅用高さんのイラストも描かれて、ポップな雰囲気!

「沖縄そば」や「おばぁのサーターアンダギー」など、食べて笑って、沖縄時間を過ごせそうな現地メニューです!

横浜中華食祭

縁起のいい赤や鳥籠で装飾された「横浜中華食祭」。

店内ではジャッキー・チェン主演映画のチラシも発見! お店の雰囲気と抜群にマッチ!

「フカヒレあんかけ麺」に、小籠包や炒飯、香港焼きそばなど、飲茶や高級食材の料理まで気軽に味わえます。

韓国食祭

カラフルなランタンに誘われた奥にある「韓国食祭」。まさに現地に来たような路地裏感!

韓国の定番ファーストフード「ヤンニョムチキン」をはじめ、冷麺、石焼ビビンバ、チーズハットグなど、日本でも人気の韓国フードがずらり。

テラス席も設けられ、大きなドーム型の個室は予約もOK。周りを気にせず過ごせそうですね。細長い店内の奥では、なんとカラオケも楽しめます!

KABUKI CAFE

「KABUKI CAFE」には、サクッと食べたい人向けに洋風なカフェメニューがそろっています。

(画像提供:新宿カブキhall~歌舞伎横丁)

山形県産身延の竹炭焙煎珈琲、ブランチセット(パン・ドリンク付き)、パスタといったオシャレラインナップ!

おまけ「Zepp Shinjuku(TOKYO)」

最後に、「新宿カブキhall~歌舞伎町横丁」と同じく、キラキラ眩しいライブホールも紹介します!

地下4階に位置する「Zepp Shinjuku(TOKYO)」。ステージ会場のキャパシティは、スタンディングが合計1,500人(地下4階1,337人・地下3階163人)、椅子使用時が合計693人(地下4階530人・地下3階163人)。

ステージは高く、会場は縦長で、後方は2段、3段と柵の前には段差もあり、どこからでも見やすそう! 地下3階の客席は吹き抜けになっていて、上から地下4階の会場全体を一望できます。

Zeppホールの中で、初となる360度LEDビジョンで囲まれたライブホールです。クルクルと光を放つミラーボール、会場全体を飛び交う色鮮やかな光の群れ……。この会場で、アーティストの音楽と光の波に飲み込まれてみたいと胸が躍ります!

モッシュ・ダイブ・ジャンプなど危険行為は禁止なので、ファンみんなで一丸となり安全にライブを体感しましょう。会場を出たらバーカウンターもあるので、終演後はバーで余韻に浸るもよし、先ほどの歌舞伎横丁で食事をしてエネルギーを回復してもよしです!

1日中エンタメを!

異国情緒、そして異世界感がある歌舞伎町横丁。2023年4月の開業〜5月末までの営業時間は朝6時〜翌朝5時まで、その後に24時間営業になる予定とのこと。施設のいろんなエンターテイメントを体験して、地方のお祭りに参加した気分でワクワクが止まらない1日になりそうです!

新宿カブキhall〜歌舞伎横丁

場所:東急歌舞伎町タワー2階

営業時間:(2023年4月~5月末まで)朝6時~翌朝5時まで(2023年5月末~24時間営業の予定)

定休日:施設に準ずる

電話(各エリアで異なります)

北海道食祭:03-6302-1668

東北食祭:03-6302-1147

関東食祭:03-6302-1489

横浜中華食祭:03-6302-1388

中部食祭:03-6380-2567

中四国食祭:03-6380-2459

近畿食祭:03-6380-3679

九州沖縄食祭:03-6380-2566

韓国食祭(ドーム型席の予約可能):03-6380-3567

KABUKI CAFE:03-6380-2344

Zepp Shinjuku (TOKYO)

場所:東急歌舞伎町タワー 地下4階

Twitter:@ZeppShinjuku

収容人数:スタンディング(合計1,500人/地下4階1,337人・地下3階163人)、シート(合計693人/地下4階530人・地下3階163人)

※座席とフロアーの組み合わせにより変動

ロッカー:840個(地下1階690個、地下4階150個)

東急歌舞伎町タワー

住所:東京都新宿区歌舞伎町1-29-11

交通:西武新宿線「西武新宿駅」から徒歩約1分、都営大江戸線「新宿西口駅」から徒歩約6分、「新宿駅」から徒歩約7分

[photos by kurisencho]

元記事で読む
の記事をもっとみる