全然ときめかないよ？年上男性からきた謎の自慢LINE3つ

好意を寄せてくれている相手から“謎の自慢”が含まれたLINEが届けば、困惑してしまうのが乙女心。レディのもとには、今日も意味不明な自慢LINEが多くの男性から届いていることでしょう。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、レディたちがまったくときめきを感じなかった謎の自慢LINEを3つピックアップしました。

年上男性からきた謎の自慢LINE

（1）「実年齢より若く見られるんだよね！」

「飲み会で知り合った男性数人から、“実年齢より若く見える自慢”のLINEを受け取ったことが何度もあります。正直、私は年上の男性が好きなので、見た目が若いのはどうでもいいのですが（笑）。しかも『すごいですね』『さすがですね』くらいの薄い返信しかできないし、こういうLINEは届くたびに脱力します（苦笑）」（30歳女性／IT関係）

年齢を重ねると、異常なほどに“若見え”に固執する男性も一定数存在しますよね。そんな彼らの自慢トークは「実年齢よりも、若く見られるんだよね」が定番。勘違いがすぎる男性だと「実年齢よりも10歳は若いって言われちゃうんだよな〜」などと、誰かからのいつかの社交辞令を真に受けているかのような驚きの自慢トークを繰り広げます。でも、年上男性を恋愛ターゲットにしている女性は、そこまで男性の見た目年齢にはこだわらない人が多いですよね。自己満足トークで女性をひきつけられるとでも思っているのでしょうか。謎が深まります。

（2）「君よりも若い子と付き合ったことがあるんだ」

「私を口説いているっぽい年上男性から『実は僕、君よりも若い子と付き合ったことがあるんだ』というメッセージを受け取ったときには、だから何？って感じでした（苦笑）。逆に、“若い子が好きなんだな、じゃあ私のこともその子と比べればオバさんだと思っているのかな？”と変な疑問も湧いてきてしまって…。私のことを狙ってくれていたのだとしたら、逆効果なのにって気がしました」（29歳女性／美容関係）

若い女性と付き合ったことのある自分を自慢げに言う男性も、一定数いますよね。一部の男性たちの間では「若い女性との交際＝ステイタス」という文化もあるのでしょうが、それを狙っている本人に面と向かって伝えてもいい効果はなさそうです。

（3）「今のタワマンは3軒目」

「ギラギラ系の男性に口説かれていたときに『今住んでいるタワマンで3軒目。普通の家での暮らしを忘れちゃったよ』と言われ、微妙な気持ちになりました。お金に余裕があるのはわかったけれど、なんだかギラついている雰囲気しかしなかったし、自分からタワマン暮らしに触れちゃうあたりから、見栄っ張りな性格なのかも？とドン引き。結局、この人に深入りするのはやめました」（32歳女性／秘書）

タワマン暮らしを経済的成功の証だと捉えている男性もいますが、それを自分から過剰にアピールする姿には、引いてしまうのも女性心理ですよね。むしろ「そこが最大のアピールポイント？」と感じてしまえば、ギラギラな様相と見栄っ張りな雰囲気もあいまって興醒めするきっかけにしかなりません。

男性たちから不可解な自慢LINEが届けば、返信にも悩んでしまいますよね。返信に困ってしまったら、変に拾わずに華麗にスルーも正解です♡

書いたのは

並木まき。元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。