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小さな花が集まって咲くバーベナ、その花言葉は?名前の由来は?

  • 2023.4.12

可愛らしい小さな花が集まって咲く「バーベナ」。 このバーベナには、少し不思議な雰囲気を纏っている花言葉が添えられています。

ここでは、このバーベナがどのような植物なのか、またその花言葉について解説していきます。

バーベナとは?

 

まずはバーベナがどのような植物なのかを見てみましょう。

バーベナの特徴

バーベナは、クマツヅラ科バーベナ属に分類される植物です。 約250種もあるともいわれますが、かわいらしい小さな花が密集して咲くことから、その園芸品種は人気のある花となっています。

バーベナの開花時期

バーベナの開花時期は4月から11月頃までです。 立性と匍匐性の両方の特性を持つこの植物は、可愛らしい小さな花を咲かせます。

寒さや暑さにも耐えられる品種もありますが、一部の種類は環境に耐えられないことがありますので、注意が必要です。

バーベナの原産

バーベナの原産は、中央アメリカの熱帯から亜熱帯地域とされています。 それもあって、中央アメリカでは自生する姿がよく見られる植物となっています。

バーベナという名前

 

ここからは、バーベナの名前に焦点を当てて見ていきましょう。

バーベナという名前の由来

バーベナという名前は、学名の”Verbena”から来ています。 この学名自体は、ヘブライ語で良い植物を意味する”Herbabona”から来たとされています。

なお、他にもハーブとして「ヴェルヴェーヌ(ベルベーヌ)」と呼ばれたり、レモンに似た香りから「レモンバーベナ」と呼ばれたりすることもあります。

超常的力があるとされたバーベナ

ローマ神話や北欧神話などでは、バーベナは「神のハーブ」として伝わっています。 そこから、バーベナは超常的な力があると信じられてきました。

バーベナを煮出した液を周囲にまくと「悪霊除け」になるとされた他、家の中に飾ることで加護が得られるとも考えられてきました。 一部の地域では占いに使用したり、乾燥させたものを携帯したり、庭に植えたりすることで様々な恩恵があるとされてきたそうです。

これは、バーベナの芳香には虫を寄せ付けないという特性があるため、これが魔除けにまで効果があると発展して考えられたのかもしれません。

バーベナの花言葉

ここからはバーベナの花言葉について見ていきましょう。 バーベナには、全体的な花言葉の他に色別の花言葉もありますよ。

全般的な意味の花言葉

バーベナの全般的な花言葉としては、「魔力」や「魅力」などがあげられます。

これは、バーベナの別名「魔女の薬草」から来ているのだとか。 バーベナは魔法や宗教と紐づけられてきた歴史があり、魔術の材料や薬草として用いられてきたといいます。 そこから「魔力」や「魅力」などの花言葉が生まれたとされています。

色による花言葉

前述したように、バーベナには咲かせる色によって異なる花言葉があります。 ここからは、色別の花言葉について見ていきましょう。

赤いバーベナ

 

赤いバーベナの花言葉は「団結」です。

バーベナは、小さな花が集まることでひとつの大きな花のように見えます。 その花姿から人との繋がりや結びつきを連想させるら「団結」という花言葉が生まれたのだとか。

ピンクのバーベナ

 

ピンクのバーベナには、「家族の和合」という花言葉があります。

赤いバーベナの花言葉同様、小さな花が集まってひとつの花姿を形成しています。 その傘のような形から来た花言葉と考えられています。

白いバーベナ

 

白いバーベナの花言葉は「私のために祈ってください」です。 これは、古くから様々な占いなどに使用されてきたバーベナのイメージから付けられた花言葉と考えられます。

まとめ

春先から秋の終わりませ、長い期間花を咲かせるバーベナ。 小さな花が集まるように咲くことで、ひとつの花姿となります。

このバーベナは、かつて超常的な力があると信じられてきた事から、魔除けだったり魔術の媒体として使用されてきたのだとか。 それもあって、花言葉には「魔力」や「魅力」と言った花言葉があります。

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