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食費もゴミも減りました! 「かさ増し&捨てない食材」の簡単節約術

  • 2023.4.12

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。89回目は、ecocoメンバーの平沢由貴さん。今回はキッチンでできるエコなことについてご紹介します。

かさ増し・捨てない食材で簡単節約&エコ

【最近やってるecoなこと】vol. 89

最近はさまざまな食材の値上がりが続いています。平沢さんはかさ増しできる食材を利用して工夫したり、普段捨てるような野菜の皮も捨てずに料理をしているそうです。節約でもあり、ごみを減らしてエコにもなる方法について、すぐにでもマネができて参考になるものをご紹介します。

生ごみを減らすことでエコになる

平沢さん 生ゴミ問題がちょっと気になっていて、対策が遅れてると聞いたこともあり、生ゴミをあまり出さないように意識しています。以前、テレビ番組で日本が生ゴミ処理(燃やせるゴミ)のリサイクル率が世界と比べてもかなり低いことを知りました(※1)。そして、燃えるゴミの40%が生ゴミだとも知りました(※2)。生ゴミの80%が水分で占められているため燃やしにくくなっているそうです(※3)。

生ゴミをリサイクルして、肥料や飼料などにする方法もありますが、ただ、生ゴミの多くは手つかずの食品だそうです。まずはリサイクルを意識するよりも生ゴミを出さない=食品ロスを減らすことを意識することを心掛けようと思っています。また、焼却するゴミを減らさない限り、二酸化炭素やダイオキシンの排出問題にもつながってくると思います。

食材を無駄にせず、ゴミを出さない

平沢さん 残飯が出ないようにその日その日に食べきれる量を作るようにしています。お肉類は買ってきたらすぐに冷凍庫に入れて保管し、野菜などはそれぞれ傷みにくい保管方法で保存をしています。

野菜や果物など、皮ごと食べられるものは剥かずに食べて、なるべく生ごみを出さないようにしています。(人参、大根の葉、魚の皮、りんごの皮など)

かさ増しして節約する

平沢さん 最近は食材価格も高騰しているので、かさ増しできる食材を使ってボリュームを増やし、節約しています。もやしや玉ねぎはお財布にも優しいし、どの料理にも合うのでよくかさ増しに使っています。ハンバーグを作る時もお肉は少なめで、野菜を細かく切ってなんでも入れちゃいます。

いかがでしたか?
食材価格の高騰が続いている今、比較的安い食材でかさ増しをすることで、ボリュームを増やし節約にもつながります。普段捨ててしまう食材の見直しをすることで生ごみを減らすことができ、エコになります。ぜひ、できることから取り入れてみてくださいね。

平沢由貴
36歳、看護師
現在は日々育児に追われ毎日奮闘中。産後ダイエットもなかなか成果が出ず悩み中。その中でも夜中に撮り溜めたドラマを見るのが日々の癒しになっています。

ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。

(C)DAJ/Getty Images

文・平野絢子 イラスト・宮本志保

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