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ほろ酔いで落語を楽しめる♪神保町の「らくごカフェ」

  • 2015.12.2
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「らくごカフェ」は落語好きが集まる高座付きのカフェです。毎週恒例で開催される落語ライブ「らくごカフェに火曜会」は、珍しくお酒を飲みながら落語を鑑賞できるとあって人気を集めています。

お店は神保町の神田古書センターの5階にあります

東京メトロ半蔵門線神保町駅を降りてすぐ。本の街らしい古書店や有名カレー店が入った「神田古書センター」の5階に「らくごカフェ」はあります。

店主は、落語関係の著書もあるライターの青木伸広さん。神保町生まれで、高校時代には落語研究会に在籍し、落語家をめざしていたこともあるという筋金入りの落語好きです。そんな青木さんが、落語好きが集まれる場所を作りたいと、2008年にお店を開きました。

開場時間の19時におじゃますると、そこは高座付きの小さなライブ会場のような場所で、開場時間になるとぞくぞくとお客さんが入ってきます。

今回おじゃました「らくごカフェに火曜会」(予約1800円、当日2000円/1ドリンク込み)は、お酒やジュースなどのドリンクを飲みながら、リラックスして若手落語家さんの落語を聞くことができるので、これまで落語を見たことがない人でも気負わず親しむことができます。

入場料にはドリンク1杯分の料金が含まれています。ビール、日本酒、サングリアなどのアルコール類のほか、コーヒーやジンジャエールなどのソフトドリンクも選べます。追加注文の場合はソフトドリンク300円、アルコール500円。

12時~18時は普通のカフェとして営業。壁際には落語好きにはたまらない落語に関する古書や新刊書、CD、DVDなどアイテムが販売されているほか、閲覧可能な落語の本もあります。

「コーヒー」(500円)や「中国工芸茶(お茶菓子付き)」(700円)、「ホットサンド」(500円)などをいただきながら、時間を過ごすこともできますよ。

落語家さんがすぐ間近に

こちらの魅力は舞台とお客さんとの席がとても近いこと。わずか数メートル先に噺家さんがいるので、息づかいまで聞こえてきそうです。お客さんの反応を見ながらお話をされている感じも伝わってきます。

写真はこの日の出演者・林家たけ平さん。身振り手振りをつけ、くるくると表情を変えながら、古典落語のひとつ「片棒」や「道灌(どうかん)」を噺し、お客さんの大きな笑いを誘っていました。

この日は19時半スタートで、2時間半ほどで終了しました。この火曜会には、この日登場されていた、独特の間がおもしろい三遊亭天どん師匠のほか、若手ホープである金原亭馬玉師匠や柳亭こみちさん、春風亭正太郎さん、春風亭一蔵さん、柳亭市弥さん、入船亭小辰さんが、週替わりで登場されるので、毎回楽しみです。

青木さんをはじめ、会場に集まるのは落語が大好きな人ばかり。隣の席の人に落語について話かれば、きっと会話が弾むはず。落語初心者やひとりでも安心して訪れてみて。

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