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賞味期限は5時間以内⁈「ときわだんご」作り立ては喫茶で@浦和ときわだんご本舗【浦和】

  • 2023.4.12
創業1875年(明治8年)老舗「ときわだんご本舗」

以前から気になっていた「浦和名物 ときわだんご」。 米粉を使った昔ながらの糸切り団子を味わいに、浦和駅前にある「ときわだんご本舗」に行ってきました。

出典:リビング埼玉Web

「ときわだんご」は1875年(明治8年)、浦和宿の街道筋(旧中山道沿い)で創業。 初代・柿沼直次郎は、常盤町の大火(明治21年3月:浦和の大火)で被災者に団子を提供し名をあげます。

また当時は、埼玉師範学校(埼玉大学教育学部の前身)や旧制浦和高校の生徒たちが、学校から許された唯一の憩いの場として集まり大変繁盛していたのだそう。

出典:リビング埼玉Web

現在「ときわだんご本舗」は、JR浦和駅西口正面にある商業施設「コミュニティプラザ・コルソ」の1階に店を構えています。 『浦和名物 元祖 ときわだんご』という大きな看板が、駅前を通るたびに目を惹き、気になっていました。

出典:リビング埼玉Web

店内では、伝統の「ときわだんご」をメインに和菓子やお赤飯を販売する売店と、奥には併設の甘味喫茶がありますよ。

「ときわだんご本舗」甘味喫茶のメニュー

実は「ときわだんご本舗」には屋外からの入口の他、コルソの店内から直接喫茶に入る出入口もあります。どちらから入っても、お買い物、喫茶の利用は可能とのこと。

出典:リビング埼玉Web

喫茶はとても雰囲気がある和空間。「ときわだんご」が創業当時の場所に店を構えていた頃の写真や、絵画などが飾られていました。大きな額縁の書は明治時代に使われていた看板で、右から漢字で「常盤団子」と書いてあるのだそう。

出典:リビング埼玉Web

では、気になる喫茶のメニューを開いてみましょう。

出典:リビング埼玉Web

看板メニューの「ときわだんご」の他、志るこ、ぜんざい、あべ川、あんみつ、おぞうに、ところ天と、甘味処のスターたちが勢揃い! どれも美味しそうで誘惑に負けそうになりながらも、初志貫徹で「ときわだんご」をオーダーしました。

「浦和名物 元祖 ときわだんご」実食!
出典:リビング埼玉Web

ときわだんご 750円

運ばれてきた瞬間、ひょうたん型の器の上に、あふれんばかりに盛り付けられた糸切り団子のルックスにまず驚きます。 じっくり観察してみると、山盛りにきな粉がかけられた白い団子が向かって左に、右側にはあんこを絡めた白い団子とよもぎ団子の上に、こしあんがぎゅぎゅっと押し付けられていました。

出典:リビング埼玉Web

最初に、たっぷりきな粉をまぶした糸切り団子をパクっ♪ 創業当時から変わらぬ製法で作られている、米粉を使った糸切り団子はモチモチして優しい味でした。きな粉の香ばしさも相まって、シンプルに美味しい~。

出典:リビング埼玉Web

一方、あんこの糸切り団子をいただいてみると、しっとりしていて少し塩気を感じるこしあんが絶妙で、素朴な美味しさにうっとり。 こしあんは、よもぎ団子の爽やかさとも相性抜群で、きな粉をちょっとつけても美味しさが広がります。

出典:リビング埼玉Web

というわけで、初めて味わった「ときわだんご」、けっこうな量ですがペロリと平らげてしまいました。 きっと和菓子だから、洋菓子よりヘルシーなハズ…(笑)

お土産は購入から5時間以内に!
出典:リビング埼玉Web

お話を伺った「ときわだんご本舗」の若女将によると、「ときわだんご」は無添加のため時間が経つと固くなっていくのだそう。

作り立てが一番美味しいので、喫茶でお召し上がりいただく事をお勧めしたいです。 お土産をお買い上げの場合は、5時間以内にお召し上がりいただくようお願いしているんですよ。ぜひ柔らかいうちに味わってくださいね。
出典:リビング埼玉Web

余談ですが、常連のお客様の中には「ときわだんご」を買った帰り道、知り合いに会って立ち話にならないように祈りながら買っていく方もいらっしゃるのだそう。一刻も早く味わうのが一番美味しいとご存知なのですね。

出典:リビング埼玉Web

最後に「ときわだんご本舗」のメニューサンプルが並ぶショーケースの写真をパチリ。お出かけになる時は参考にしてください。

創業以来、150年近く地元で愛される「ときわだんご」の味、ぜひあなたも一度味わってみてはいかがでしょうか?!

浦和名物 ときわだんご本舗 《住所》埼玉県さいたま市浦和区高砂1-12-1 浦和コルソ 1F 《電話》048-822-4166 《営業時間》10:00~20:00(甘味処のラストオーダーは18:00)

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