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ムスカリの花言葉は?特徴や開花時期や名前の成り立ちを解説

  • 2023.4.12
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青色や紫色の花を咲かせる花、それがムスカリです。 これらムスカリは芳醇な香りを持つ花としても知られています。 しかし、その特徴や開花時期、名前の成り立ちなどは知らない方も多いかもしれません。

そこで今回はそれらムスカリについて解説します。 特にここではムスカリがどのような花なのか、どのような花言葉を持つのかについて説明します。

ムスカリとは?

まずはムスカリがどのような花なのかを見ていきましょう。

ムスカリの特徴

ムスカリはキジカクシ科ムスカリ属の植物です。

ムスカリは美しい花を咲かせるのが特徴です。 それでいて香しい匂いを放つことでも知られています。

ムスカリの開花時期

ムスカリの開花時期は3月~5月頃となります。 その花色は青色や紫色をしているものが多いです。

特にブドウの房のような小さな花がたくさん咲くのが特徴です。 これらムスカリの花持ち期間は5日~7日ほどで、中には10日間ほど持つ場合もあるのだとか。

ムスカリの原産

ムスカリの原産地はアジアやヨーロッパ、アフリカなどです。 それぞれ南西アジア、地中海沿岸、南アフリカを中心に自生する植物とされています。

現地では古くから美しい花として園芸用や観賞用とされました。 現代ではその他の分野にも使用されるなど、原産地では意外と馴染み深い花となっています。

ムスカリという名前

ではムスカリという名前はどこから来たのでしょうか。 ここからはムスカリの名前の由来や語源を見ていきましょう。

名前の由来は薬・香料の「麝香」から

ムスカリはギリシャ語の「moschos(ムスク)」から来ているとされています。

これは薬や香料として知られる麝香のことを意味する言葉です。 事実、ムスカリの原種は芳醇な香りを持つことで知られます。

そこから転じて「ムスク⇒ムスカリ」となったそうです。 日本ではムスクの香りなど、実際に嗅いだことがある方も多いかもしれません。

それら良い匂いがするところから名付けられたのがムスカリです。

別名は「ブドウヒヤシンス」

ムスカリの別名で「ブドウヒヤシンス」と呼ばれます。 和名では「葡萄風信子」という漢字表記が採用されています。

これはムスカリの花がブドウのように見える様子から来ているそうです。 事実、ムスカリの花はブドウの果実が実っているかのように咲くのが特徴となっています。

他にも、ムスカリは青色や紫色の花をつける様子から「ルリムスカリ」という別名でも呼ばれます。

ムスカリの花言葉

最後にムスカリの花言葉についても見ておきましょう。 ムスカリにはポジティブな意味とネガティブな意味があるので、ここではその両方をまとめます。

ポジティブな花言葉①「通じ合う心」

ムスカリには「通じ合う心」という花言葉があります。 事実、ムスカリはどのような花とも相性が良いのだとか。 その特徴から「通じ合う心」という意味がつけられたとされています。

ポジティブな花言葉②「明るい未来」

ムスカリは「明るい未来」という花言葉も付けられています。 これは深い悲しみを乗り越えられるようにという願いが込められているそうです。 そこから「明るい未来」という花言葉が定着したそうです。

ネガティブな意味の花言葉もある

ムスカリにはネガティブな花言葉も存在します。 例えば「絶望」「失望」「失意」など、暗い花言葉も多いです。

特に原産地であるヨーロッパの地域などでは、青い花は悲しみの象徴とされることが多いです。 そのため、青い花を咲かせるムスカリにもネガティブな意味が存在すると考えられています。

事実、約6万年前のネアンデルタール人が埋葬されていた遺跡にムスカリの花が供えられていたことも関係しているそうです。 これらムスカリは世界最古の埋葬花だったという話もあり、転じて悲しみの象徴とされるようになったのだとか。

そのため、暗い花言葉も多く持っていると言えます。 ただし「夢にかける思い」や「寛大な愛」などポジティブな花言葉も多いのがムスカリの特徴です。

まさにムスカリは良い花言葉も悪い花言葉も両方含む、珍しい植物だと言えるでしょう。

まとめ

ムスカリは青色や紫色の花を咲かせる美しい植物です。 これらムスカリには「通じ合う心」や「明るい未来」「夢にかける思い」「寛大な愛」などポジティブな花言葉があります。 しかし、その一方で「絶望」「失望」「失意」などのネガティブな花言葉もあります。

それら両者の意味を持つ不思議な花、それがムスカリです。

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