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9割が「朝パン派」の京都。焼き立てパンが食べられる古民家を巡ろう!

  • 2023.4.12

和のイメージがある京都。実は、パンの消費量がとても多い地域だという。朝食は9割が「パン派」というデータがあるほどで、パン消費量日本一になった年もある。

そんな京都は、パン店舗数の人口比率でも上位。古民家を活用したパン屋さんやカフェもたくさんあり、歴史ある古都を楽しみながら焼きたてのパンが食べられる。

2023年4月1日『京都 パンで巡る おいしい古民家』(メイツ出版)が発売された。

本書では、京都ならではの歴史的な建物とこだわりのパンを両方楽しむことができる48のスポットを提案している。

著者の片岡れいこさんは、京都生まれの京都育ち。幼稚園から大学まで「京都市立」にお世話になった生粋の京都人だ。グラフィックデザイナーや映画化として活躍するいまも、生まれ育った四条河原町近くの鴨川沿いにアトリエを構えている。日々の創作にも京都のお気に入りのものや場所を取り入れているという。

もちろん、本書も強い京都愛をうかがわせる一冊となっている。中身の一部を紹介していこう。

アーティストが集う路地にある「喫茶 文六」では、丁寧につくられたサンドウィッチをいただける。

夜ご飯にもぴったりのダイニングカフェ「cafe marble」。アンティーク家具がオシャレ。

京都といえば、「イノダコーヒ」。本店ではボリューム満点のモーニングを注文できる。

ゆっくり寛げる京の隠れ家カフェ「かもがわカフェ」。

「花咲み」では、絶品の「厚焼き玉子サンド」を築百年の木のぬくもりとともに。

小腹が空いたときや、しっかりとした食事をとりたいときなど、おなかの具合と相談しながらお店を選ぼう。次の京都旅は、「パンと古民家」をテーマに巡ってみてはいかが?

■片岡 れいこさんプロフィール
かたおか・れいこ/1989年、京都市立芸術大学卒業。グラフィックデザイナーとして京都で8年間の勤務を経て、イギリス留学後に独立。現在、日本版画協会準会員。映画監督として京都を舞台にした作品も撮る。代表作『ネペンテスの森』『華の季節』。著書に『京都 レトロモダン建物めぐり』(メイツ出版)がある。

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