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<子育てダメ出しママ>「私は転ばせてた」子育て方針を語る友人!なぜか説得力があって悔しいけど納得

  • 2023.4.11

大学生のときに、ゼミで知り合ったシィさんとエーコさん。タイプの違う2人でしたが、ゼミの打ち上げで、苦手なお酒を先輩にすすめられて困っていたシィさんを、エーコさんが助けてくれたことがきっかけとなり仲良くなりました。社会人になってからも交流を続けていた2人は互いに結婚・出産。少し疎遠になった期間があったものの、お互いにママになったことをきっかけに久々に会うことに。エーコさんの息子くんは、しっかりしているのですが、赤ちゃんへの接し方にはハラハラする場面もありました。シィさんがエーコさんの息子くんにやんわりと注意したことをきっかけに、エーコさんは「シィちゃんって過保護だよね」と言い、独自の子育て論を語り始めたのです。

エーコさんに「過保護」と言われたシィさんですが、まだヨチヨチ歩きの娘ちゃんは危なっかしく、目が離せないので、時々声をかけていました。

その様子を見て「そういう感じね〜」と含みのある笑みを浮かべるエーコさん。さすがに、ムッとしたシィさんは「何がそういう感じなの?」と、少しとげとげしく聞き返しました。

すると、エーコさんは「私なら、あの場面で注意はしないな」と、またしても独自の子育て方針を口にして……。

子どもに痛い思いをさせるのってダメ?

「子どもに痛い思いをさせるのって、そんなにダメなこと? もちろん、命に関わるようなことは注意するけど」と言うエーコさん。

「私はうちの子に、あえて声をかけないで転ばせることもあった。そのうち、こうすると痛いとか、危ないって自分で判断するようになった」。

さらに続けて、「かわいい子にケガをさせたくない気持ちもわかるけど、実体験で学ばせてこそ、身に付くと思うんだよね」と語ります。

エーコさんの話を聞いたシィさんは、「たしかに……」と納得して、何も言い返せませんでした。

エーコさんの言っていることには、一理あるのかもしれません。しかし、子どもの性格や成長速度はそれぞれ違うもの。必ずしも同じ子育て方法が当てはまるとは限りません。自分の子育て方針がベストであるというような言い方ではなく、あくまでも経験談の一つとして話すくらいにとどめてもらえると、聞き入れやすいですよね。皆さんの周りには、子育てに何かと口を出してくるような友人はいますか?


著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ

ベビーカレンダー編集部

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