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40代・50代がやってはいけないNGシャツコーデ

  • 2023.4.11

春は、かっこよくシャツコーデを着こなしたいところですが、野暮ったく見えやすいという難点もありますよね。

スタイリストの筆者が、40・50代女性が気をつけるべきシャツコーデのポイントと、おすすめの着こなし方をご紹介します。

■40・50代にはNGなシャツコーデ

チュニック丈のスキッパーシャツ

チュニック丈のスキッパーシャツは、オバ見え要素の高いアイテムです。

なぜなら、腰まである着丈のチュニックシャツは「お尻が隠れる」「お腹が隠れる」といった理由で、主に40・50代の大人世代に人気の高いアイテムだからです。つまり、「その年代の人の大多数が身につけている服=オバ見え服」といった印象にうつります。

また、チュニックシャツはお腹やお尻を隠せても、足の太さや長さまでは隠しきれません。ボトムスにスカートやパンツを合わせても、脚を細く見せづらいというデメリットがあるのです。

もともと脚のラインが美しい方でなければ、着こなすのがむずかしいスキッパーシャツ。体型カバーできるからという理由で取り入れると失敗しやすいので気をつけましょう。

薄手シャツ×イージーパンツ

春になると増える、薄手の柔らかいシャツ。シャツ自体はおしゃれで素敵なのですが、ボトムスのパンツ次第では野暮見えします。

とくに注意が必要なのが、同じく柔らかくて薄手素材のイージーパンツ。トップスとボトムスの両方が身体から泳ぐように柔らかく薄い素材だと、パッと全体を見たときにパジャマっぽい印象を与えます。

薄手シャツを合わせる場合は、ハリ感や立体的なシルエットを生み出すデニムやパンツを選ぶと良いでしょう。

■40・50代におすすめのシャツコーデ2選

(1)シアーシャツは、インナーとボトムスを同色でまとめる

(バンドカラー シアー シャツ/23区 税込価格19,910円)

今季も人気が続くシアーシャツは、ゆったりとしたオーバーサイズシルエットを採用。それに、メンズ仕立てのような直線的なカッティングのシャツを選ぶと、今っぽさの残る着こなしが実現できます。

シアーシャツはうっすら肌が透けて見えるため、インナーにどんな色を入れるかもポイントです。とはいえ、コーデがカラフルすぎるとややうるさい印象になるので、大人世代はモノトーンで整えると年齢に見合う品の良さが表現できるはず。

また、インナーのトップスとボトムスを同色でまとめておくと、縦長効果により脚長&スタイルアップして見えます。

(2)新定番のショートシャツは、前閉じでトップス風に

(サスティナブルブロード ショートシャツ/uncrave 税込価格15,950円)

今季トレンドのシャツアイテムといえば、着丈が短いショート丈シャツ。スッキリとした直線的なヘムラインの袖が、今季らしいシャツのポイントです。

あえて、ボタンは全て閉じてきちんと感を出しましょう。大人世代は、シャツを一枚でさらっと着こなすシンプルさがマッチしやすいです。

ボトムスにハイウエストのタックパンツなどを合わせ、お尻まわりをさりげなくカバーすると良いですね。トップスに肌見せ要素がない分、足元はサンダルなどで抜け感を足しましょう。

シャツトレンドも時代によって少しずつアップデートされており、今年は大人世代にも取り入れやすい、おしゃれデザインのシャツが増えています。しばらくシャツアイテムを買い替えていないという方は、ぜひこの春にGETしてみてくださいね。

(ファッションスタイリスト・ライター 角 佑宇子)

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