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「おめでとう!」会社をクビになったはずなのに家族は大喜び!? その後工場に衝撃の出来事が起こって

  • 2023.4.11

精密機器を製造している工場で働くパニ夫は、職人気質で丁寧に仕事をすることをモットーにしていました。先代の社長とは仲良くしていたものの、新しい社長とは考え方が合わず……。新社長の経営方針に反対したところ、突然解雇されてしまいました。スカッと系人気YouTubeチャンネル「パニコレ」から、「勤続20年なのに社長から突然の解雇宣言! 家族に報告すると大喜び。その理由はまさかの」を紹介します。

勤続20年のベテラン

パニ夫は工場で20年も働いているベテラン社員。パニ夫の技術力に憧れて入社してくる社員もいるほど、パニ夫の実力は高いものでした。

先代の社長が亡くなり、工場の経営は先代の息子が担うようになりました。40代になるまでまともに働いたことがなかったのだそう。

右も左もわからないような男が社長になったことに対し、不満を抱いている従業員はたくさんいたようでした。

ある日、パニ夫がいつものように作業をしていると、社長が「チンタラ働きやがって……もっとスピード上げろよ!!」と怒鳴ってきました。

新しい社長は品質よりもスピードを重視しており、パニ夫とは正反対の考え方でした。スピードを上げると品質に問題が出ると言ったパニ夫に対し、社長は「誰に口利いてんだ!? 俺がやれって言ってるんだから、さっさとやれ!」とさらに怒声を上げたのでした。

一触即発状態のパニ夫と社長。そんな2人の間を取り持っていたのは、同僚の豆田でした。

残業代は支払わない!?

その後も生産スピードを上げ、製品を増産するように命じた社長。しかし、自身の製品に誇りを持っているパニ夫は、絶対に品質を落とすようなことはしたくありませんでした。

品質を落とさずに増産しようとすると、どうしても残業が増えるようになり……。パニ夫や同僚たちの疲労は限界になりかけていました。

最近、パニ夫たちの部署全体で残業が増えていると知った社長は、パニ夫に事情を聞くことに。パニ夫は納期を守るために残業しなければならないという現状を伝えました。

すると社長は「お前、アホか?」とひと言。続けて「せっかく納期を守っても、残業代を払っていたら儲けにならないだろうが! 今日から残業は認めん!! お前たちには残業代は一銭も払わん!!」とまさかの発言!

パニ夫は社長の発言に対し「そんないいかげんな仕事をしたらお客様を失いますよ! 先代が品質に妥協せず、他よりいい物を納品したから今があるんです!」と言い返しました。

自分の方針に逆らわれたことが不服だった社長は「俺は俺のやり方でやっていく!! お前みたいな勤続年数ばかり長くて、使えない社員は無用!」と言い、パニ夫を解雇してしまいました。

会社のお金で豪遊していた社長

クビを宣言されたパニ夫が帰宅すると、妻のパニ母と娘のパ姉、パニ子が出迎えてくれました。落ち込むパニ夫に対し家族は「おめでとう!」「よかったじゃない!!」と退職を喜んでいるようでした。

パニ夫は驚くばかりでしたが、パニ母たちからとある事情を聞き納得がいきました。

実は社長はお酒やギャンブルに夢中になり、散財を繰り返した結果、会社のお金にまで手を付けていたのだとか! さらにはパニ夫が作った製品を他社のB級部品と組み合わせ、品質を落として販売しようとしていたようでした。

そんな社長の悪事や憧れのパニ夫が解雇されたことで、この工場で働く意味を失った従業員たちは一斉退職! 工場は閉鎖されてしまい、社長は多額の負債を負うことになりました。

閉鎖された工場は新しい経営者によって買い戻され、パニ夫はそこで今まで通り働くことに。今も高品質な製品作りに励んでいるそうです。

高品質な商品を提供したいパニ夫と、スピードを重視してたくさん商品を販売したい社長。どちらの気持ちも理解できますが、社長の従業員に対する態度や商品の扱い方には問題がありました。同じ会社で働く者同士、話し合いができればよかったですよね。


著者:ライター パニコレ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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