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「…捨てたくなるときがある」蓋をしていた思いがあふれ出す|夜泣きに泣かされて

  • 2023.4.9

出産前は、お仕事をしていたり、友達と会ったりと当たり前に人と話す機会がありましたよね。産後は日中、赤ちゃんと2人きりの日々が続いたりすることもある思います。赤ちゃんのお世話に追われ、自分の睡眠も確保できないと、疲れが取れず、つらい気持ちも吐き出せずに子育てに疲れきってしまうことも。ぽぽ。(@popo_baby0104)さんが描く実体験を描いたエピソード漫画をごらんください。

保健師の戸田さんに誘われ、お母さんのお話会にもう一度行ってみることにしました。そこで戸田さんの子育ての話を聞くことができました。


戸田さんには戸田さんの、今ぶつかっている子育ての悩みがあるのでした。戸田さんでも悩んでいるんだと気づいたぽぽさんなのでした。

育児に詳しい人でも、悩みがあると知ったぽぽさんは、ずっと心に被せていた重たい蓋を開けることができました。誰かに、自分の認めたくない本当の気持ちを伝えることは凄く勇気がいりますよね。


このことが、ぽぽさんの心を軽くするきっかけとなればいいのですが…。31話に続きます。

産後の心の不調は1人で抱えないで

ぽぽ。さんのように産後、子育ての悩みからうつ状態になったり、心身に異変が出たりする方はいるでしょう。そんなとき、自分の心の声に耳をかたむけられていますか?


つい「私のことは後でいい」「みんな疲れているから言い出しにくい」と思ってしまうかもしれませんが、相談・受診をちゅうちょする必要はありません。親になったからといって無敵になるわけではないのですから、忙しさや疲れで体調を崩すのは当然。そしてそのケアも当たり前に必要なのです。身近につらさを打ち明けられる相手がいるなら、抱え込まずに打ち明けましょう。


ぽぽ。さんのように身近な家族に言いにくいときには、産後の女性のケアをしてくれる自治体や民間の窓口を頼ったり、病院に相談したりする手もあります。厚生労働省は24時間悩み相談を受け付ける相談窓口などを紹介するウェブサイト「まもろうよ こころ」を開設しています。電話のほか、SNSでも相談できる窓口があります。


あなたにとって子どもや家族が大切な存在であるように、子どもや家族にとってもあなたは大切な存在です。自分をねぎらい、ケアすることにちゅうちょせず、自分自身を大切にしてくださいね。本作『夜泣きに泣かされて』はKindle版書籍で読むこともできます。(kindle版を読む方法は、著者・ぽぽ。さんのインスタグラムで紹介されています)

著者:ume

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