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2,000人の前で流産しながらパフォーマンス、トニー賞受賞俳優が衝撃の告白

  • 2023.4.8

流産をしながらステージの上でパフォーマンスしたという、俳優のローラ・ベナンティの衝撃の告白が話題になっている。(フロントロウ編集部)

ローラ・ベナンティが子どもとステージで共演

ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』、『スウィング!』、『イントゥ・ザ・ウッズ』、『ナイン』といった人気作品に出演し、2008年に『ジプシー』のルイーズ役で第62回トニー賞のミュージカル部門で助演女優賞を受賞したローラ・ベナンティ。

画像: ローラ・ベナンティが子どもとステージで共演

ローラは2015年にパトリック・ブラウンと結婚し、2017年にエラ、そして42歳だった2022年に代理母を通してルイーザという子どもを授かった。

そんなローラは4月3日に船上で開催されたブロードウエイ・クルージングというイベントに参加し、エラとステージで共演。2人は「You Are My Sunshine」と「Twinkle、Twinkle Little Star」のメドレーをデュエットで披露。約2,000人の来場者の前でもエラはしっかり歌いあげ、その可愛らしい歌声は観客の心を掴み、親子共演は無事に幕を下ろした。

しかし、この時、ローラは流産を経験していたとインスタグラムで衝撃告白をした。

ローラは以前も流産をしたことがあった

このほのぼのとした親子共演だったが、じつはステージ上で流産をしていたローラ。前日から異変があり、流産の兆候があったものの、船の上ということで対処することができなかったのか、そのままステージに立ちパフォーマンスを行なったローラ。

ローラは当時の写真をインスタグラムにアップし、こう記した。

「4月3日(月)、私は流産しながらも2000人の観客を前にステージに立ちました。私は流産をすることに気づいていました。前日の夜から徐々に兆候が表れはじめました。もしこれが最初の流産や2回目の流産だったら、私はおそらくパフォーマンスを続けることができなかったでしょう。しかし、残念ながら、私は流産することの痛みや空しさをすでに知っていました。以前にも、夫と手を取り合って歩いたことがある道です。しかし今回、私たちは、私が今まで空間を共有する光栄を得た中で、最も優しく、最も愛に満ちた人間たちと共に歩んだのです。あの会場にいた皆さん、あなたが与えてくれた優しさに感謝します。あの聖なる時間、私を悲しみから救い出してくれたことに感謝します。無条件に私を抱きしめてくれたバンドの皆さん、そして私をできるだけ快適にするために一生懸命働いてくれたスタッフの皆さん、ありがとうございました。私の周りに集まってくれて、私の変化するニーズに快く応えてくれた友人やパフォーマー仲間に感謝します」

ステージ上で共演したエラは当然ながら母親が流産していることには気づかず、同船していたパトリックの両親はエラに「ママは背中が痛いんだ」と説明していたことも明かした。

そして最後に「短い時間でも私を家として選んでくれたあの小さな魂に感謝します」とお腹にいた子どもに感謝しつつ、「夫と私は心を痛めていますが、私たちや他の多くの人々がこれまで経験してきたように、一緒にこの状況を乗り越えていくでしょう。このようなことをお話しするのは、同情や注目を集めるためではなく、同じく苦しんでいる多くの家族と、これから同じことで苦しむであろう家族に、流産を恥じることはないのだと思い知らせてあげたいからです。あなたは一人ではないのだということを。そして、自分自身にも言い聞かせるためです」と締めくくり、同じ境遇を経てきた家族だけでなく、これから同じ経験をするであろう家族に言葉を送った。

ローラは現在43歳と高齢出産と呼ばれるカテゴリーに入っている。年齢があがるにつれ流産や早産のリスクが高まると言われており、アメリカ国立生物工学情報センターは42歳で妊娠した人の半数以上が自然流産、子宮外妊娠、死産に至っていると発表している。(フロントロウ編集部)

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