新卒で広告代理店に入社したタケルさんは、教育係として紹介されたカナさんに一目ぼれ。やさしくて頼りになるカナさんを誰にもとられたくないと思ったタケルさんは知り合ってすぐに告白。その3カ月後にはプロポーズするなど、とんとん拍子で結婚を決めました。その後結婚報告のために実家を訪れた、タケルさん。実家には不倫して母親が家を出たことから、酒におぼれ暴言を吐くようになった父親がいました。父親には祝ってはもらえませんでしたが、タケルさんは両親の様子を見てきたからこそ、カナさんを幸せにすることを誓います。
初めての手料理にウキウキだった夫だが…
結婚後、別部署になってしまった僕とカナ。それでも私生活は順調!
金曜日にカナから届いたメッセージを見て、初めてふるまってくれる手料理に心弾ませていたのだが……。
カナさんが初めて手料理を作ってくれると知り、タケルさんは思わず同僚・奈美にのろけてしまいます。
「カナさんは部署移動になって大変そうだから、あまり負担はかけないように」と奈美からくぎを刺されるも、楽しみで仕方がないタケルさん。
「唐揚げ? ハンバーグ?」「和食もいいなあ」などと、妄想は膨らむばかり。
ところが土曜日の夜、食卓に並んだ料理を見てタケルさんは絶句。
目の前には今まで見たこともない変わった料理が。
しかも臭いが強烈で、食べるのを躊躇してしまうほどでした。
「せっかく作ってくれたのだから」と勇気をもって食べきったタケルさんですが、その日の夜はおなかを壊してしまったようで……。
たしかに、作る立場からしたらマズいと言われるのは誰しも嫌なこと。
しかし食事は毎日必要なことのため、我慢するのもつらいですよね。
カナさんが普通に食べているところを見ると、もしかしたら2人の味覚が合わないだけなのかもしれません。
タケルさんは我慢して食べることを選択したようですが、これから長く続く結婚生活を思えば、違和感を持った初期の段階で自分の気持ちを伝えておくことも必要なのではないでしょうか。
みなさんは、言いにくいパートナーへの不満をどのように伝えていますか?
著者:マンガ家・イラストレーター 土井真希
自身やフォロワーさんの体験談を漫画化し、SNSで発表し人気を博す。NAPBIZ公式トップブロガー。
ベビーカレンダー編集部